8月21日、オリベホールにて映画『ラフ ROUGH』のライブ付特別試写会が行われた。
原作は87年から週刊少年サンデーで連載され、あだち充ファンの間で最高傑作とも言われている『ラフ』。映画主題歌『ガラナ』を歌うスキマスイッチの2人も元々原作ファンだったという。映画の為に書き下ろした『ガラナ』について大橋は「作品の甘酸っぱい世界を出せればという思いで作りました。」“ガラナ”は強壮剤、興奮剤などに使われていて、実が大きくなると弾ける植物。「歌詞の中にも“弾ける”という言葉があったので、丁度良いと思って決めました」。大橋「原作を知らない人でも楽しめる作品。こういう恋愛良いなと感じるはず。映画に入り込んで楽しんで下さい。」常田「服部先生(音楽担当)の、オーケストラバージョンの『ガラナ』がいつ流れるかも楽しみにして下さい」と語った。
また、舞台挨拶にはサプライズゲストとして、主演の長澤まさみも登場。スキマスイッチは、プライベートでライブに行く程大ファンとのこと。舞台挨拶でのライブを聴き、「鳥肌がたちました」と満面の笑みで話した。スキマスイッチが映画のテーマ曲を担当すると知った時について「テンションが上がりました。(笑)そのお蔭で、撮影を乗り切ることが出来ました。(笑)」と語った。『タッチ』に続いてあだち作品2作目となる長澤。『ラフ ROUGH』について「甘酸っぱさが全面に出ている作品。若いキャストが演じる甘酸っぱさと、最後の曲も楽しんで下さい」と話した。
(t.suzuki)