トップヴォーカリスト突然の引退!残されたのは4人のバックダンサー!
「ダンスが大好き」な事以外は、夢も性格もバラバラな彼女たちは再び“自分の居場所”を見つけることが出来るのか!?

8月14日、読売ホールにて『バックダンサーズ!』完成披露試写会が行われた。舞台挨拶には永山構三監督をはじめ、hiro、平山あや、サエコ、ソニン、田中圭、そして陣内孝則が登壇。

この映画でダンスに初挑戦。大変で眠れぬ日もあったというMIU役の平山あや。「何ヶ月もダンスの練習をしました。笑いあり涙ありの映画なので楽しんで観て下さい。」
ダンスの腕前はピカイチ、隠れた歌の才能があるYOSHIKAを演じたhiroは「迫力あるダンスシーンを楽しんでください」と話した。
子持ちの元キャバクラ嬢TOMOEを演じたソニンは「子持ちの役は初めて。一番年上のTOMOEは、建前で作り笑顔をするけど、子供の前と、ダンスをしている時は本当の笑顔になる人。言葉遣いの悪さ以外は、共感できて楽しかったです」と、涙を浮かべながら語った。
実はダンサーよりもアイドルになりたいと思っているAIKOを演じたサエコも、平山と同様にダンスには初挑戦で、練習はかなり大変だった様子。「ダンスは全然踊れませんでしたが、練習中に、隅っこでへばっていたらhiroがチョコを持ってきてくれたりと、皆のお蔭でこのようなひとつの作品にできたと思います。」
“バックダンサーズ”の事務所の先輩バンド“スチールクレイジー”のボーカルを演じた陣内。「朝、トイレでこの映画がヒットするように願ったら停電が起きました。不吉な予感が…(笑)」監督たっての希望により出演を決めたというが「落ち目の中年ロッカー役で、かつてロックバンドをしていた自分としてはいまいち乗り切れない役でした。(笑)」と語った。
『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』など、数々の名作ドラマを手掛けてきた永山構三監督は「今までドラマの監督をしてきて、これが初めての映画作品。“スチールクレイジー”も私の世代から見れば、アイドルバンドと言えます。(笑)」と語るなど、始終笑いや歓声に盛り上がりをみせる舞台挨拶となった。
(t,suzuki)