9月9日公開となる黒沢清監督の長編最新作『LOFT ロフト』の完成披露試写会が、8月10日ヤクルトホールにて行われた。

ミステリー、ホラー、サスペンスの域を超えた“至極の恐怖”“究極の恋愛”が描かれている『LOFT ロフト』。
主演の中谷は、素晴らしい作品を数々手掛けてきた黒沢監督の映画の出演できて嬉しいと話した。脚本を読んだ段階では、理解できない部分もあったという。「監督の『人は理由がなくても行動するのです』という言葉で、心の霧が晴れました。今後の女優人生にも影響を与えられた言葉でした」と話した。
黒沢はすごく刺激を受けるタイプの監督と語った豊川悦司は「“黒澤教”の一員になりました。(笑)個性的で豊かな作品ですので、楽しんでください」
『ニンゲン合格』でも黒沢監督作品に出演した西島秀俊は「この作品を試写で観た時、会場はカメラから漂う緊張感でいっぱいでした。様々な種類の恐怖と、ひとつの究極の愛が描かれている作品です。」
韓国の製作会社からのオファーからこの作品はスターとしたというこの作品。黒沢監督は「ホラーだけど、それだけではなく、豊かな、でたらめな、開かれた映画なので、楽しんでもらえればと思います」語った。
(t,suzuki)