8月5日、2005年度PFFスカラシップ作品で2006年ベルリン国際映画祭キンダーフィルムフェスト・コンペティション部門で絶賛された『水の花』が公開初日をむかえ、木下雄介監督、寺島咲、小野ひまわりによる舞台挨拶が行われた。

この作品が映画デビューとなる小野ひまわり(8)は「楽しかったし、つらかった。(バレエで)足いたくなったし。」と素直に答え、美奈子を演じた寺島咲(16)は、「撮影時は同じ歳の役だったので、すんなり役に入り込むことができました。」と堂々と答えた。

◇好きなシーンは?
「ラストまで積み重ねているので、特にラストシーンに注目してほしい(木下監督)」
「全部好きだけど、夜の海辺での花火のシーン、海辺で(寺島と)遊んでおもしろかった!(ひまわり)」
「美奈子と優の母(黒沢あすか)が優に口紅を塗るシーン(寺島)」

◇これから見る観客へメッセージ
木下監督:「映像を体験してもらいたいので、ぜひ映画館で見てください。」
ひまわり:「みなさん、映画館に来てみてください!」
寺島:「静かで微妙な変化を感じとってほしいです」

(M.NIBE)