7月24日(月)懐食みちば(中央区銀座)にて12時より、『釣りバカ日誌17 あとは能登なれ ハマとなれ!』(8月5日(土)公開記念イベントがおこなわれた。
 石川県出身で、本作にも出演する料理の鉄人、道場六三郎が石川県の食材を使って、「釣りバカ日誌」スペシャルメニューを料理し、釣りバカ日誌の豪華キャスト陣が試食した。
出演者は和服で、女性陣は加賀友禅で登場し、会場をわかせた。

出演者:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、石田ゆり子、海老瀬はな、
道場六三郎、朝原雄三監督

西田:こんなに幸せなキャンペーンははじめてです。おいしく楽しく行わせていただきました。石川県のすばらしい食材を料理の鉄人の料理をたべさせていただき、幸せです。ロケでも生きた魚をその場でさばいていただいて、食べさせていただきました。

浅田:ごちそうさまでした。仕事を忘れておもいっきり食べてしまって、着物という状態なので、苦しくて早く帯をとりたくなりました(笑)

石田;『釣りバカ日誌17』ロケで三週間石川県に滞在しまして、その時にもおいしいものをたくさんいただきました。料理は、五感全部で感じるものだなあと思います。カメラの前で食事をするのは、はじめてなので緊張しました。

海老瀬;私は生のお魚が苦手だったのですが、『釣りバカ日誌17』のロケで石川の新鮮なお刺身を食べさせていただき、食べれるようになりました。今日もおいしいお魚、加賀野菜をいただいて、ほんとにおいしかったです。ありがとうございました。
    
朝原:誰も映画のことを、言ってくれないので(笑)映画の話をいたします。すばらしい素材がすばらしい料理をつくるには必要ですが、本作も、すばらしいキャストの方々がご出演していただいたので、作品のできもすばらしいものになったと思います。

三國:日本海は、60年近い思い出をこめた場所。加賀屋さんの先々代には大変お世話になりました。大変感動しております。『釣りバカ日誌17』でも道場さんなど、料理の巨匠にお世話になって、言葉にできない感動です。深く御礼いたします。

西田(ハマちゃん):社長、社長、ご報告が遅れましたが、石川県で先行初日舞台挨拶をおこなわせていただいて、県知事に石川県観光大使に任命いただきましたので、しばらく営業三課は休職させていただきたいのですが、よろしいでしょうか(笑)
三國(スーさん):だいたいいつも休職しているようなものなので、
あきらめております(笑)。

道場:映画では、岸壁の上で黒鯛を釣ってその場でさばき、いしる(魚醤)につけてハマちゃんに食べてもらう役でした。2、3カットだったが大変緊張しました。撮影後、宿舎にもどったら非常にすばらしいおもてなしをしていただき、大きな仕事をするときはこうでなくてはな、と思いました。家族が『釣りバカ日誌17』の券を買ったら、扇子が特典で付いたそうです。本作をよろしくお願いいたします。

質疑応答
Q:今回の『釣りバカ日誌17』は、16とは趣が変わり、前々作の15のようなしっとりとした感じで、なつかしく感じましたが、いかがでしょうか?
西田:石川県の県民性は、武士の文化が残っているといいましょうか、都会のナンパ者がジョークを飛ばしても笑ってもらえない(笑)。哲学的な笑いを作っていかないといけませんでした。本作にも、そうした石川県の雰囲気が映し出されているかと思います。 
Q:石川県ご出身の松井秀喜さんにも本編DVDをニューヨークに贈ってみていただくのはいかがでしょうか?
監督:早速手配させます(笑)