昨日に引き続き、2回目のD‐コンテンツ・マーケットがSKIPシティで行われた。今回新しい企画を発表したのは佐藤克則さん、窪田崇さん、岡部淳也さん、村松亮太郎さん。既に劇場公開作を持っている方や、映画祭などでの受賞経験を持つ方が多く、期待されるところだ。

■佐藤克則
日活芸術学院で映像編集を学ぶ。在学時に制作した『トオキーモノクロウム』が神奈川県映像コンクール入選。2004年には『しゃぼんだまとんだ』でSKIP国際Dシネマ映画祭・奨励賞を受賞する。本映画祭にも短編部門に『ミルコとクロコとプー』を出品している。
新作『ネイロ』はテレパシーを題材にしたサスペンス・アクション。これまでにもホラーや恋愛モノなど様々な分野の作品を撮ってきた監督に期待ができそうだ。

■窪田崇
2001年にディレクターとしてデビュー。その後ショートフィルムやPV、CMなどを作り続け、2003年には映画制作会社PIPPINを設立。最新作はフジ系列スペシャル深夜ドラマ「彼らの海・Ⅷ-Sentimental Journey」。
既に多くの注目作品を生み出してきた窪田監督の最新作は『Lover’s VOICE』。監督が特別な思い入れのあるラジオという媒体を使い、リスナーなどを巻き込んだ大きな企画が構想されている。

■岡部淳也
株式会社ビルドアップ代表取締役(プロデューサー兼ディレクター)。19歳よりフリーランスの特殊造形家として数々の映画やCM作品に参加。1989年にビルドアップ設立。現在も幅広いフィールドで活動中。
そんな岡部さんが発表したのは「VFX」と「特殊造形」を主にした映像製作と、新規プロジェクト。

■村松亮太郎
役者としてCMやドラマでキャリアを積みながら、1997年にディレクション集団”NAKED”を設立。クリエイティブディレクターとしてのキャリアを積み始める。2002年より脚本執筆など映画製作の準備を開始し、2003年ショートフィルムを製作&発表開始。自身が監督を手がけた3作品はわずか一年足らずで短編映画祭に続々とノミネートさた。
村松監督が発表したのは映画/映像業界におけるNAKED INC.の展望。そして製作予定映画『サイマルティニアス☆アドバンス』の企画プレゼンテーション。

(umemoto)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006 公式HP
http://www.skipcity-dcf.jp/