女性ファンを魅了してきた人気ゲームが遂に映画『遙かなる時空の中で 舞一夜』として公開されることになり、本作で声優出演することになったsonaがアフレコ取材を都内で行なった。

sonaが演じるのは、彼女のために作られたキャラクター”藤姫の女房”。アニメ映画の声優初挑戦となるこの役のセリフはあまり長くはないそうだが、微妙な日本語のニュアンスや、声のトーンに気をつけたと言う。また本作は平安をモチーフにした映画で、和の色が濃く、美しい作品となっている。「時代を意識しすぎて変にならないように気をつけました。最初にこの作品の絵を見た時は素敵だと思いましたね。和の色は濃いんですけど、7:3ぐらいの割合で現代っぽい感じも入っているイメージを持ちました。」

本作の見所とも言える”平安時代の恋愛”については「今はすぐに出会って、すぐに別れてしまう人が多いですよね。この作品では恋に落ちたら、死ぬまで一緒に生きようとするような一途な気持ちが伝わってきました。自分を捨てて好きになるというような覚悟は必要だと思います。」と語った。

また今回はこれもまた初となる映画のエンディングテーマ「はらり、ひらり」を担当しているsona。「はらり、ひらり」は作る段階から本作のイメージに合わせて全体の雰囲気を作ったそうだ。「初めて映画のエンディングをやらせてもらえて嬉しいです。とても新鮮ですね。”和”という感じを音にも歌い方にも込めました。」

この作品で是非sonaの美しい歌声と和の空気に酔いしれてみてください。

(umemoto)