感動の実話の映画化『奇跡の夏』チャリティー特別試写会・舞台挨拶!
6月29日、ヤマハホールにて『奇跡の夏』チャリティー特別試写会が行われた。
ワンパクで元気いっぱいの9歳の男の子ハニと、3歳年上の物静かな兄ハンビョルは仲良し兄弟。しかし、ある日ハンビョルが突然病気で入院することに…。実際にあった話をもとに、出会いと別離、かけがえのない家族の絆と9歳の少年の成長を描いた『奇跡の夏』。難しい役ながら見事な演技を披露した主演のハニ役のパク・チビン(当時10歳)は、今作でニュー・モントリオール国際映画祭主演男優賞を受賞した。
「パク・チビンです」と日本語で挨拶したチビン君。くりくりとした大きな目と、はにかむ様子の愛らしさに、会場のあちこちから歓声が。
映画について「闘病生活を送っている人達に楽しんでもらえるように頑張りました」と話した。また、撮影については雨の日に自転車を漕ぐシーンと、寝る時間があまりなかったのが辛かったとのこと。日本でやりたいことはという質問には「ディズニーランドに行ったり、そばやお寿司が食べたいです」と子供らしい回答に会場は笑いに包まれた。
また、試写会場には、ハンビョルと同じように小児がんを持つ家族を支援する為の募金箱が設置された。
(t,suzuki)