6月17日丸の内ピカデリーにて『DEATH NOTE』(前編)の初日舞台挨拶が行われた。人気コミックの映画化に加え、ひとつの作品を前編と後編にわけ上映するという初の試みに業界内でも注目と的となっている作品、『DEATH NOTE』。初日を飾るに相応しい豪華キャストが勢揃いした。

夜神月役の藤原竜也さんは「こんな梅雨の時期に映画館に足を運んで下さってありがとうございます。本当はひとりひとり感想をお聞かせ願いたいくらいです。もう後編の撮影も始まっていて、あまり詳しいことはお話できませんが、後編の時も、皆さんといっしょに盛り上がって行きたいと思います。」と述べた。今日の衣装は、藤原竜也扮する悪の正義月が黒のスーツ、松山ケンイチ扮するLが白のスーツと見た目にも相対する様が楽しませてくれた。

松山ケンイチさんは「皆さん、最後のシーンを観て腹が立ってると思います(笑)。今、後編の撮影を頑張っているので応援宜しくお願いします。」と、会場の笑いを誘った。
そして、後編の鍵を握る弥海砂役の戸田恵梨香さんは今回が映画初挑戦でもあり、またこの役であることにとても緊張しているようで、「初めて前編を観たとき作品っていうのは、こういう風にできるんだなぁと感動しました。今、私も後編の撮影が中盤に差し掛かっていて、不安もありますががんばります。」と話した。他にも、月の幼なじみ役の香椎由宇さん、FBI捜査官レイイワマツ役細川茂樹さん、レイの婚約者南空ナオミ役の瀬戸朝香さんも登壇。皆さん「素敵な作品に出演できてよかったです。後編に期待してます。」と期待の意を顕にしていた。

そして、月の父親夜神総一郎役鹿賀丈史さんも登壇。「私たちが演技をしている時、監督がとても嬉しそうにしている姿を見ていて、嬉しかったです。そしてその通り作品ができてよかった、と思っています。」と話した。

金子修介監督は「俳優さんの想像力というものに驚かされました。藤原くんの目に見えないリュークとの対話シーンは本当にこちらをあっと言わせるものがありました。編集しているものを観ている時に、『早く続きが見たいんだよ!』と思っていたら、自分が作るんだと思い直した時、本当にこの作品に出会えてよかった、と思いました。後編の撮影もがんばりますので楽しみに待っていて下さい!」と決意を新たにしていた。

世界各国からオファーが殺到中の『DEATH NOTE』。アメリカでもリメイクも決定し、香港・台湾での上映も決定。後編も、海外でのワールドプレミアも夢ではなくなってきた。「ぜひ海外でもやってみたいです!」と藤原さんも乗り気!またもや日本の漫画に世界の意識クローズアップすること間違いなしだ。原作とは違うオリジナルストーリーでもあるので、原作を読んでいない人でも楽しめる。レッチリが『DEATH NOTE』のために作ったエンディング曲もかなりかっこいいので、ぜひ劇場で聴いて楽しんで下さい。

『DEATH NOTE』 もさることながら今日本中の視線を集めているのはやはりワ^ルドカップ!藤原さんも「初戦は期待した結果にはならなかったですけど、クロアチアに2−0、ブラジルにはなんとか同点でがんばってほしい!がんばれ日本!」とエールを送った。

(ハヤシ カナコ)