『セキ★ララ』初日舞台挨拶、デビュー作以来の緊張、松江哲明監督。
世界でも有名な日本の映画祭である、2005年の山形国際ドキュメンタリー映画祭に正式出品上映された、『あんにょんキムチ』で鮮烈なデビューを飾った、松江哲明監督の異色の“等身大”在日ドキュメント第2弾!
企画は、AV作品として発売されるが、この作品をプロデューサースしたのは、カンパニー松尾。普通のAVビデオは、作らないAVの枠を超えた作品を世に出し、近年、自らAVメーカーHMJM(ハマジム)を立ち上げた彼の元で、松江哲明監督の在日ドキュメント第2弾が生まれた。
初日舞台挨拶は、満席の中、監督自ら忘れもしないデビュー作の初日のようだと語る。カンパニー松尾さんは、「自分は、真面目なAVらしい作品を作っているのですが、回りからみると変わってといわれるのですが、たとえば『アテネマラトン』とか『未確認淫行映像 UFO』などなんですが、そんな作品群と変わらない作品の1つが、今回の『セキ★ララ』(ビデオ題名:韓朝中 在日ドキュメント アイデンティティ)だったりします。作りたいものを作っているというのが状況です。」と作品の経緯を。カンパニー松尾さんは、松江監督に対しては「彼がいま、ちょうど、AV監督なのか、ドキュメンタリー監督なのか、その中間点にある作品。」松江監督は、カンパニー松尾さんを意識したのは、「18歳、19歳くらいの頃で、ほかのAV作品とは違って、コンセプトが違ってましたね。『燃えよテレクラ』とか。」かなり内容の濃い面白いトークが、今後もほぼ毎日開催されます。(YAS)