6月5日帝国ホテルにて『劇場版 仮面ライダーカブト』『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』の製作発表記者会見が行われた。
“仮面ライダー生誕35周年”“戦隊シリーズ30作品”と、記念の年に相応しく、かつてなスケールで描かれている両作品。

『劇場版 仮面ライダーカブト』では、仮面ライダーがついに地球の成層圏を抜け、宇宙空間戦闘<コズミック・バトル>を繰り広げる。
映画版ゲストとして、森下千里、小林且弥、虎牙光揮、そしてK-1ファイターの武蔵が出演している。
前日にクランクアップしたばかりという石田秀範監督は「スケールが壮大で、映像も凄い上にこの面子。手ごたえはあります。サブタイトルに“LOVE”とあるように、愛を伝えられればと思います。今作は泣けるライダーを狙いました。期待して下さい。」と自信をみせた。
仮面ライダーカブト役の水嶋ヒロは「テレビとは違った世界観。豪華なゲストもいるので新鮮な気持ちで見てもらえると思います」。仮面ライダーガダック役の佐藤祐基は「内容がより深いものになっています。脚本を読んで、どんな風に映像になるのかと思いました。いい作品になると思うので期待して下さい」とコメント。
仮面ライダー龍騎以来の仮面ライダー出演となる森下千里は「スタッフさんなど、懐かしい顔と再会して、家に帰った感じがしました」と話した。
迫力あるアクションシーンを監督に絶賛された武蔵は「普段の格闘技は相手を倒すためで、見せるものではないので、アクションが出来るか心配しましたが、褒めてもらえて安心しました。史上最強の仮面ライダーということで、嬉しい反面、大役だと感じました。」変身シーンポーズは武蔵自身が空手の要素を取り入れて考えたという。

現在撮影真っ只中という『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』。地球に眠る神秘の力を持った宝“プレシャス”を魔の手から守り、プロフェッショナルな活動を続けるヒーローたちの物語。
劇場版について諸田敏監督は「TV版にはない重さがあります。6人目のボウケンジャーも加わって、海、山、砂漠と皆傷だらけになりながら頑張って撮影していてます。観る人には驚きの連続になると思います」と挨拶。
レギュラー出演者たちは厳しい撮影だからこそ、結束がより強まっていると意気込みを語った。また、ゲストとして星井七瀬(ミューズ役)、香港映画で活躍している倉田保昭らが出演している。
(t.suzuki)