5月29日、キャピトル東急にてSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006 記者発表が行われた。

2006年7月15日から7月23日までの9日間SKIPシティにて開催される”SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006”は、デジタルシネマをテーマとし、デジタルシネマの発展と新たな才能の発掘を目指した国際コンペティション映画祭。第3回目を迎える今年は、世界中から選りすぐった長編・短編作品の上映をはじめ、シンポジウムや若手クリエーターによる企画マーケットも行われる。

世界52の国と地域から、長編283本中から12本、短編301本の中から11本のノミネート作品が上映される。

埼玉県知事の上田実行委員会会長は「デジタル映画が世界に羽ばたくチャンスを提供できればと思います。新しい映像文化を川口から発信していきたいです」川口市市長の岡村副会長は「吉永小百合さんの『キューポラのある街』で知られる、物作りの伝統の町川口市で、新しいデジタル産業を育てていきたいです」と挨拶。
また、昨年に引き続き短編部門審査委員長を務める、俳優の高嶋政伸氏は「クオリティの高さに感動しています。真心を込めて審査したいです。一人でも多くの人に会場に足を運んでもらえればと思います」と話した。

世界初のデジタルシネマ映画祭であり、海外からの注目を集めている”SKIPシティ国際Dシネマ映画祭”。
ポルトガルのリスボンで開催される、リスボンビレッジフェスティバル(2006年6月21日〜25日)と提携が結ばれており、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で上映された日本の作品の上映が決定している。

これから益々発展してゆくデジタルシネマ。新たな才能をいち早く観ることのできる映画祭である。
(t.suzuki)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006 公式HP
http://www.skipcity-dcf.jp/
リスボンビレッジフェスティバル
http://lisbon.villagefestival.net/pt/