5月22日、都内にて『水に棲む花』の完成披露試写会が行われた。
原作は少女コミック誌「Betsucomi」で連載された篠原千絵の「水に棲む花」。

舞台挨拶には、後藤健治監督、主演の前田亜季、竹財輝之助、高杉瑞穂らが登場。
撮影初日から、5mある水槽に潜るシーンだったという前田亜季。「突然潜ることを知らされて、酸素ボンベを背負って潜りました。最初は耳抜きもでませんでした。撮影初日から最後までずっと筋肉痛になる位ハードで、何回も死ぬかと思いました。(笑)」水中での撮影は8時間にも及び、「ダイビングコーチが”人間の限界です。”と言ってました」と後藤監督。
映画に主演したのは初めてという竹財輝之助は「1年前に撮影して、やっと公開。映像も綺麗で見所もたくさんあるので楽しんで下さい」と挨拶した。
前田、竹財の両方とキスシーンがあったという高杉。「竹財君とのシーンは監督の指示のままに思いっきりしました。前田さんより竹財君の方が良かったです。(笑)」このことについて竹財は「受身だったので、女性の気持ちが分かりました(笑)」とコメント。
漫画の実写化について後藤監督は「原作をどのように映画化するか悩みましたが、原作の世界観よりも、主演の人達をどういかすかに重点を置きました。私達なりの完成形が出来たと思います」と語った。
(t.suzuki)