ひとりの女性ジャーナリストが戦火のパレスチナで取材をしたドキュメンタリー『ガーダ−パレスチナの詩−』が都内で初日を迎えた。
舞台挨拶には、監督の古居みずえさん、製作プロデューサーの安岡卓治さん、アジアプレス・インターナショナル野中章弘さんが登壇、観客に挨拶を行った。

古居みずえさんは「完成するまで時間がかかりました。映画制作のきっかけは、私がアジアプレス・インターナショナルに入社して、ビデオなどの機材などの使い方を教えていただきました。また、撮影した作品を世に出していただけたのは、安岡フィルムズの安岡卓治さんです。そのほかにも名前を数え切れないくらいの方々に支援をしていただきました。皆さん、本当にありがとうございます。また、この作品をこれから広めていきたいと思います。また、ガーダ自身も日本に行きたいと言ってましたが、あいにくガーダの父親が重病でいけなくなりました。日本に来て映画のこと、パレスチナのことを話をしたいと言ってます。ガーダの分まで想いを伝えたいと思っています。」

ガーダというパレスチナ女性の生き様を、女性監督・古居みずえさんが、ガーダを通して、いまだに残る古い慣習などパレスチナの様々な問題を浮き彫りにしながら、新しい世代につなぐ1人の女性の成長を描く感動のドキュメンタリー『ガーダ−パレスチナの詩−』。
公開は、東京は、渋谷 UPLINK X、名古屋は、名古屋シネマテークで、大阪は、シネ・ヌーヴォで本日からロードショー公開されます。詳細は、公式サイトをご覧ください。
大阪シネ・ヌーヴォでは、21日に舞台挨拶を予定しています。
渋谷UPLINK Xでは、下記の日程でトークイベントを開催予定しています。
6月3日(土)18:00の回(上映終了後) 
トークショー付上映
古居みずえ監督 / 土井敏邦(ジャーナリスト) /山本薫(アラブ文学研究者)
6月10日(土)18:00の回(上映終了後)
トークショー付上映
古居みずえ監督 & 広河隆一(フォト・ジャーナリスト)
※ゲストはすべて予定
★トークショーのみ(20:00〜)でも500円(当日のみ)でご覧いただけます。

(Yas)