5月20日(土)『DEATH TRANCE』の初日舞台挨拶がシネマート六本木で行なわれ、下村監督と坂口拓さん、須賀貴匡さん、竹内ゆう紀さんの主要キャスト3名が会場を沸かせた。

この映画はアクション監督・下村勇ニによる、日本のアクション・シーンを牽引する坂口拓主演のマジ当てチャンバラ!日本ならではの時代劇アクションあり、SF映画の常識をも壊すバトル&ウェポンありの時空を超越する、全く新しい<J(ジャパニーズ)アクション>となっている。

また本作は昨年度のカンヌ国際映画祭で本編撮影前の予告編を流しただけで大きな反響を呼び、世界中のバイヤーが殺到した。そして既にアメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、イギリス、ブラジル、タイ等での上映も決定している。他にも第24回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭では観客からの熱烈な支持を得るなど、その人気はとどまるところを知らない。

「好き勝手にできるアクション映画を作れるのは幸せですね!ドイツのプロモーションでも、たくさんの人に集まっていただけて、スピードマスターというあだ名を頂きました。応援してくれる限り、命を賭けてアクションをやっていきたいと思ってます!」と坂口さんは語る。また、監督は「カンヌで注目を集めることができたのは、この映画がめざしたものが日本映画でありながら日本映画ではないというような、見たことのない映画だったからだと思います。おもちゃ箱をひっくり返したような映画にしたかったので、ディテールにはこだわりましたね。観ていただいた後に爽快感が残ればいいと思っています。」

今日はファンが作ったという人形をマイクにつけての舞台挨拶だった。ディテールに凝っている映画は1度ではなく何度観ても新しい発見で楽しめそうだ。

(umemoto)