5月18日(木)愛すべき町・下北沢を舞台に繰り広げられる人情喜劇映画『男はソレを我慢できない』の完成報告記者会見が行われた。

本作は先鋭的な感性を持つ信藤三雄監督の最新作。映像、音楽、グラフィックアートをリミックスした、ポップで楽しい映画になっている。
またキャストも豪華!”シモキタのトラさん”ことDJタイガーには竹中直人、たった一人の可愛い妹チェリーに小池栄子、おばちゃん役には清水ミチコ、おいちゃん役にはベンガル。そして憧れのマドンナ役には鈴木京香。他にも高橋克美、アンガールズの田中卓志、音楽界からはワタナベイビーなどが参加している。

この映画を撮るという企画の意図はどういうものだったのでしょうか?
監督:「今の下北は開発が進められているようですが、この町のいいところをフィルムに残しておきたいというのはありました。単純に好きな場所を選んで撮りました。」

ユニークな役ですが、演じられてみてどうでしたか?
竹中:「夏の暑いのが大好きで。毎日が楽しい夏休みみたいでしたね。京香さんとは13年ぶりの共演で嬉しかったです。」
鈴木:「これほど台本を意識しない作品はめずらしいと思いました。音楽をやっている方とご一緒できたのが嬉しかったです。今までと違う現場が味わえました。」
小池:「お兄ちゃんがずっと欲かったんです。竹中さんは好きだし、この映画の中で妹の役をもらえて、しかも地元の下北でできたというのは嬉しかったですね。安心して撮影に臨めました。監督が自由にやらせてくれたのが嬉しかったです。」

見所は?
竹中:「映画は観た人それぞれのものだと思います。京香さんが歌っているシーンは本当に美しいですよ!」
鈴木:「普段見れない一面が見れる映画です。一緒に楽しんで観ていただきたいです。」
小池:「本当にチームワークがよかった!それを感じていただけると思います。」
監督:「死ぬほど見所のある映画になってます。一人一人に焦点を当ててみるのもおもしろいと思います。何回観ても飽きない映画です!」

作品のおもしろさがにじみ出ているような楽しい会見で、笑いが絶えることがなかった。この”おバカでエロくてお洒落な世界”を是非体験してみてください。

(umemoto)