5月13日川崎チネチッタにて『テニスの王子様』初日舞台挨拶が行われた。
『テニプリ』の愛称で男女問わず絶大に支持を得ている大人気漫画「テニスの王子様」。原作をベースにオリジナル要素をふんだんに盛り込んだのが、映画版『テニスの王子様』だ。

原作の大ファンだったという主役の越前リョーマを演じた本郷奏多。「リョーマを演じれるかプレッシャーでしたが、5カ月のテニスの訓練と監督の演技指導のお陰で、リョーマを演じれたと思います」。監督「本郷君自身にもテニスのセンスがあり、プロのコーチに『本気でテニスをすれば日本で5本の指に入る』と言わせるほどでしたが、体力が必要な撮影にもかかわらず、朝ごはんをなかなか食べて来てくれなかったのが、苦労点の一つでした。(笑)」
映画版のみのオリジナルの登場人物、エガテ・マクラウド・檜垣役のRIKIYAは「今までにないくらい悪いヤツという設定でした。(笑)皆に向けてロケット花火をするというアイデアを提案したらすんなり決まってしまって、立たされる側の人は大変だったと思います。(笑)」
氷帝学園の部長、跡部景吾を演じた載寧龍二は「『俺様の美技に酔いしれな』といった普段使うことのないセリフが大変でしたが、鏡の前で練習しました。(笑)」
また、歌手として活躍している島谷ひとみは青学のテニス部顧問役で映画初挑戦している。
アベユーイチ監督は「一歩間違えれば完成しないかもしれないということを乗り越えて完成した作品。こうやって初日を迎えられて感無量です。長く愛される作品になればと思います」と語った。
(t.suzuki)