”ぼくらの心は いつも悲しいほど青い空”『青いうた〜のど自慢 青春編〜』初日舞台挨拶!!
5月13日(土)映画『青いうた〜のど自慢 青春編〜』の初日に伴い、シネカノン有楽町で監督と主要キャストによる舞台挨拶が行なわれた。
本作は99年に公開された井筒監督の『のど自慢』から生まれた映画。中学卒業後の若者4人が挫折しながらも成長していくという感動の青春群像劇となっている。この映画の監督を務めるのは、劇場用一般映画初監督となる新進気鋭の金田敬。キャストには現在注目を集めている濱田岳、冨浦智嗣、寺島咲、落合扶樹。そして「木綿のハンカチーフ」「ケ・セラ・セラ」「花のように」「地上の星」など様々な年代の名曲の数々がこの映画を彩っている。
ノスタルジーな印象を受けたのですが、そのような狙いはあったのですか?
監督:「狙いの一つですね。4人と同じ若い世代だけでなく、4人の親、そしてもう一つ上の世代という3世代に渡って作りました。どこかの世代に共感してもらえるようにしたんです。」
この作品に参加していかがでしたか?
濱田:「初主演というカタチではあるんですけど、4人それぞれにストーリーがあるんです。プレッシャーはありましたが、現場では緊張感を常に持つことを意識していました。この作品で、環境を壊すことでしか見えないことがあるんだと思いました。僕は東京出身なので故郷はないんですが、こういう気持ちなんだとわかったところはありますね。」
冨浦:「合唱を一緒に練習した中学の人たちが本当に上手くて。初めて会う人達だったので緊張しましたが、親切な方ばっかりでした。」
役作りはどうでしたか?
落合:「監督に方言に関してはそんなに意識しなくていいと言われたので、あまり悩んだりはしませんでした。僕が演じた俊介は、この映画の中で歌も告白もできるんで、いいんじゃないかと思います。」
またこの日は冨浦くんに監督から2日早いバースデイプレゼントが贈られた。
なんと中身は青森にちなんで、りんごとホタテ!青森のロケでは毎日ホタテを食べていたそうだ。
更にこの作品について監督はこう語る。
「想いを持ってどこかへ向かうということは素敵だというのがメッセージです。4人の若い役者がむつ市まで行って懸命になって撮り終えた作品です。よろしくお願いします!」
□5月13日(土)よりシネカノン有楽町、渋谷シネ・アミューズほか全国ロードショー!!
(umemoto)