そう、彼らは出会ってしまったのだ。“一生を変えるひと夏”に。

大洋・小林・田口の3人組は、ごくフツーの高校一年生。高校生活はじめての夏休みを、湘南にある別荘で、ちょっとリッチに過ごすつもりだった。ところが、海岸で鍵をなくしてしまい、代わりに変なおっさんをひろってしまったことから、彼らの夏休みは思いもよらぬ方向へと転がり始める ———。

舞台挨拶には、出演の三浦春馬、加藤ローサ、木村了、濱田岳、とよた真帆、高橋伸之監督、原作・脚本の豊田和真、音楽を担当したDEPAPEPEらが登壇。

三浦は「サーフィンを通じ、友情、恋愛など多くのものが詰まっている作品です。ステキな役者たちと共演できて嬉しかったです」と話す。
ヒロインのローカルサーファー、ジュリア役の加藤ローサは「サーファー役でしたが、初めは海に対する恐怖心がありましたが、克服することが出来ました。作品を楽しんでもらえればと思います」
撮影期間はサーフィン三昧で、楽しかったという木村は「3人のひと夏での成長ぶりと、最後の三浦君のライディングが格好いいので、注目して下さい」と話した。
竹中直人に注目して欲しいという濱田は「『あんな登場の仕方するのは俺しか居ない』と竹中さんは言ってました(笑)竹中さんと、3人の掛け合いが面白いので見てください」
ジュリアの母役のとよた真帆は「大人になる前の10代、大人になりつつある20代、そしてすでに大人になった人たちの胸にもキュンとなる爽やかな映画です。原作者の豊田和真は私の甥っ子なので、胸がいっぱいです」と話した。
17歳の現役高校生である原作者の豊田和真は「この作品が映画化されたことに感動しています。また、このメンバーで映画が撮れたらと思います」とコメント。
初めて映画音楽に挑戦したDEPAPEPEは「映画音楽を担当できて嬉しいです。映像と音楽が交じる関係を勉強することが出来ました」
テレビ版「ウォーターボーイズ」シリーズの演出を手掛け、今作が映画初監督となる高橋伸之監督は「(見た目がサーファーっぽいので)『サーファーだから調度いいじゃない』と言われましたが、サーフィンはやったことありませんでした。(笑)寒い海に、寒さを思わせないように海に入ってもらいました。出演者の頑張りと楽しい感じが映像に出ていると思います。見終わった後に気持ちいい気分になってもらえればと思います」と語った。

★ 2006年4月29日よりシネマGAGA!、テアトル新宿、池袋シネマサンシャインほか全国ロードショー!
□作品紹介『キャッチ・ア・ウェーブ 』