3月24日(金)、劇場用アニメーション映画『時をかける少女』の製作発表記者会見が東京国際アニメフェア2006で行われた。

この映画の元となっているのは、40年にわたって時代を反映しつつ幾度となく映像化された筒井康隆原作の小説『時をかける少女』。本作の主人公・紺野真琴は他人の恋には前向きで、自分の恋には後ろ向きな女子高生。2006年、17歳の新たなヒロインがスクリーンで時を駆け抜ける!

監督は『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』を手がけた気鋭の細田守監督。繊細で魅力的なキャラクターを生み出したのは『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターデザインも手がけた貞本義行。美術監督には『もののけ姫』や『火垂るの墓』など多くのジブリ作品を務めた山本二三。

そして主人公・紺野真琴の声を担当するのは、数百人のオーディションから選ばれた仲里依紗。他にも石田卓也、板倉光隆、谷村美月、そして原沙知絵など期待は高まるばかりだ。監督や筒井さんはキャスティングについて、「キャラクターがそれぞれ本当にピッタリで、やってもらえて嬉しい!」と語った。

本作のストーリーではヒロインが2人登場する。1人目は17歳の新しい時をかける少女、紺野真琴。そしてもう1人は、30代後半になった歴代の時をかける少女であった芳山和子。つまり、時をかける少女は2人出てくるのだ。新しいストーリーにも注目な本作は今年の夏休み公開です!

(umemoto)

□2006年夏休みロードショー!
『時をかける少女 』