3月11日(土)の映画公開を記念してHMV渋谷では原作者の武論尊、原哲夫、脚本と製作総指揮を務めた堀江信彦、挿入歌を歌うクリスタルキングがトーク&ミニライブを行った。

『北斗の拳』は1983年に週刊少年ジャンプで連載がスタート。単行本の累計発行部数は全世界で1億冊を超え、1984年にTVアニメ化されると「お前はもう死んでいる」のフレーズが流行、社会現象にまで発展した人気漫画である。今回の映画版ではケンシロウ役を阿部寛、ラオウ役を宇梶剛士、そしてこのお話のために作られたヒロイン、レイラ役に柴咲コウと豪華声優陣の顔ぶれも熱い。しかし今なぜまた『北斗の拳』なのか?
堀江:「『蒼天の拳』という続編が大人気で、そのことで現代に蘇ろうと思った。今の現代が世紀末状態が続いていてそんな中で言いたいことがやっぱりあったんですね。本作はラオウからの目線のエピソードが多い。ラオウから見ると『北斗の拳』は悲しく美しい物語なので劇場版にふさわしいと思いました。原作を知らない人はラブストーリーと思っていただきたいです」作品を観ての感想をそれぞれにこう語っている。武論尊:「あんまり自分の作品を褒めたかないんだけど、読者が観て満足できると思います。自分たちが納得いくように製作しました。とにかく一度ご覧になって違う角度からもう一度観てみてください」原哲夫:「僕は別にたいしたことしてないけど、映画を作るのは大変なんだと実感しました。音とか音楽がすごく良いと強く印象に残っていますね。思った以上に泣ける映画です」
そして22年間歌い続けてきたという『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』挿入歌「愛をとりもどせ!!(MOVIE ver.)をライブで披露!
クリスタルキングの力強いシャウトがイベントスペースに響きわたり、会場が熱狂の渦に!

またHMV渋谷4FDVDフロアでは3月15日(火)まで海洋堂製ケンシロウ等身大立像や『北斗の拳』原画、グッズなどを特別展示しているのでそちらもぜひチェックしておいては!

(ヨウフマサコ)

☆3月11日(土)よりロードショー!

□作品紹介
『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 』