3月18日(土)より公開される『南極物語』の監督フランク・マーシャルと主演ポール・ウォーカーが急遽来日し、スペシャル・プレビューが、3月8日(水)霞ヶ関・イイノホールにて行われた。本作品は、83年、人間と犬との信頼関係を描き、日本中を涙と感動で包み込み、一大ブームを巻き起こした『南極物語』をウォルト・ディズニーがハリウッド映画として復活させた作品です。
満員の観客が迎える中、監督フランク・マーシャルと主演ポール・ウォーカーが舞台挨拶に登壇した。「このスペシャル・プレビューに参加できてうれしいです。
」と監督から挨拶があり、「2度目の来日ですが、毎回来るたびに楽しいです。」とポールが挨拶をした。

オリジナルの日本版『南極物語』に感銘をうけ、監督に挑んだフランク・マーシャルは「実話という作品への情熱と、作品に語られている勇気、決意、信念、忠誠心、チーム・ワークを私たちの作品の中で再現したかった。」そして、「犬」という動物が撮影に参加する、難しさと楽しさを語った。ご自身の2人の娘も一番のお気に入りの作品だという監督は「これからご覧になる皆さんにとっても一番の映画になること祈っています。」と観客へ言葉を贈った。

同じく主演ポール・ウォーカーも、ご自身の1人の娘の一番のお気に入りの本作品の犬たちに、「映画のよい所は全部犬に持っていかれたよ。でも今回すばらしい体験ができ、すばらしい犬たちと共演できたのでとても楽しかった」と語った。

そして、本日の特別ゲストとして、日本版に彗星のごとく登場し、今尚一線で活躍されている女優の荻野目慶子さんが、花束を持って登壇した。
「女優という夢への扉を開いてくれた作品で、当時犬のタロとジロと映画のキャンペーンで全国行脚した。とても懐かしい記憶にひたれてよかった。」と当時撮影に参加した思い出を語った。
「人間が極限に挑む気持ちはいつまでも尽きない思いなのだな。人間と犬に関係なく信じる力っていいな。ということを思い出させてくれました。」

フォトセッションの時間になり、本日限りの特別ゲスト、南極物語のキャンペーン犬(シベリアン・ハスキー)、通称キャン犬がお祝いに駆けつけた。満員の観客、多くのマスコミに囲まれて少々緊張気味のキャン犬のナナミは、主演ポール・ウォーカーに宥められながらフォトセッションに臨んだ。

□作品紹介
『南極物語 』

3月18日(土)より 春休みロードショー