西暦2415年、人類は潔癖な社会で、完璧な生活を送っている・・・はずだった。いっさいの自由を奪われた偽りの究極社会から自らの未来を取り戻すために立ち上がったのは、全身武器の革命戦士イーオン・フラックス。
アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンが黒髪とボディスーツで新境地に挑むSFアクション超大作、遂に日本上陸!

そして、オスカー女優、桜前線を引き連れて堂々来日!

3月9日(木)VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズで、『イーオン・フラックス』ジャパンプレミアが行われた。
『ミニミニ大作戦』から3年ぶり、そしてアカデミー賞受賞後初来日となるシャーリーズ。映画の中での黒髪から、美しいブロンドに戻しての来日となった。

シャーリーズ:映画つくりとは、監督・スタッフ・共演者などグループでつくりますが、このように映画を携えて日本に来る事が出来て本当に嬉しいです。特に、イーオンは日本が故郷だと思っています。今日は皆さんありがとうございます。

桜カーペットを歩いた感想は?そして桜は好きですか?
シャーリーズ:私にとって初めてのピンクカーペットでした(笑)桜は大好き!私の家の裏庭にあるんです。桜だけでなく、自然も好きです。桜は短い期間しか咲かないけど、その春が好きです。

作品の中では、すごいアクションシーンがありますが、ケガやアクシデントのなにかエピソードはありますか?
シャーリーズ:アクションシーンは大変で、1週間目でバック転をした時に首がずれてしまって5日間入院しました。その後は撮影が7週間遅れてしまったんです。でも、アクションシーンは全て自分でやりました。トレーニングには、4ヶ月間、週6日、1日5時間費やしました!

この作品には、隠されたテーマ、メッセージがあると思いますが、どーいったものだと思いますか?
シャーリーズ:人間は一生懸命生きる事が大切だと思います。医療が進歩して寿命を延ばせたり、クローンをつくったりできるようになっても、限られた命で精一杯生きる。それがメッセージだと考えました。

最後に、日本のファンの皆さんにメッセージを。
シャーリーズ:わたしは本当にめぐまれていると思います。何回も日本に来る事ができて、それはみなさんが何度も観てくれるおかげです。私はこの俳優業が大好きです。本当に心の底からありがとう。

さて、今回のジャパンプレミアのテーマにもなっていた、「桜」ですが、本作品中に関係が・・・ぜひ、大きなスクリーンで確認下さい。

(にいざわ あきこ)

3月11日(土) 日劇1ほか全国東宝洋画系にてロードショー

□作品紹介
『イーオン・フラックス 』