20年の時を経て“新訳”により生まれ変わった『Z』。2005年5月と10月に公開された第1部『星を継ぐ者』と第2部『恋人たち』は世代を超え、大ヒット!そして今、三部作の完結編となる『星の鼓動は愛』が満を持して公開となる。

3月4日(土)新宿ジョイシネマ3で富野由悠季総監督 飛田展男さん(カミーユ・ビダン役) 池田秀一さん(シャア・アズナブル役) 古谷徹さん(アムロ・レイ役) 島田敏さん(パプテマス・シロッコ役) 新井里美さん(ファ・ユイリィ役)による舞台挨拶が行われた。

さて、この完結編の『星の鼓動は愛』というタイトルについて。
富田総監督:シャアも恥ずかしそうに言っていましたが、この年にもなると簡単に愛と言えるんです。サブタイトルとしてアニメーターからの要望でした。20年前のガキが大人や親になれば、意味がわかるだろうと思ったんです。

20年の時を経て、テレビから映画へとカミーユとしてはいかがでしたか?
飛田(カミーユ役):テレビを見直す機会があって、ナレーターの方が「君は時の涙を見る」と言っていて、ファと共に新たな希望を見つけたのかなと思いましたが、監督のムチをあび大変でした(笑)正直命削りましたが、思いは作品の中に出ていると思います。

この三部作にずっと関わってこられて、いろんなファンの方とも接する機会があったと思いますが、いかがですか?
古谷(アムロ役):三部作はね、営業としては心配だったんですよ(笑)ファーストはしっかりしてたけれど、でもZは大丈夫かなぁって。第1部第2部とみなさんにしっかり星に貢いでもらって、営業としては喜ばしいです(笑)
見所は、、、アムロです!!

そして、最後に監督から「20年経ち、こうゆう形で再現でき、ここに立てるのも皆さんのおかげです。この年になり、次世代の子供たちにこう伝えたいとアレンジしました。心から感謝しています。」と、完結編を締める言葉があった。

(にいざわ あきこ)

3月4日(土)全国ロードショー!!

□作品紹介
『機動戦士ZガンダムⅢ−星の鼓動は愛− 』