あの『エクソシスト』以上と噂され全米で話題をさらい、大ヒットとなったスコット・デリクソン監督の『エミリー・ローズ』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてついに上映!
 ごく普通の女子大生エミリー・ローズに、突然襲いかかる恐ろしい異変。これは悪魔憑きなのか、それとも病気なのか。助けを求めた神父の力及ばず、彼女は悲惨な死を遂げてしまう。そして、神父がかけられる過失致死罪容疑の裁判…。人々は、彼女の死に何を考えるのか。
ファンタスティック映画祭らしいワクワクしてしまう作品に、ゆうばりファンは期待度満点。そんな会場に、難解な役に挑戦した主演の新人女優ジェニファー・カーペンターが舞台挨拶に登壇。明るくハツラツとている彼女は、本当にキュート!「大声を出したりなんて日常生活ではできないので、この映画ではストレスを発散できました」と大変だったという撮影のことも笑いに変え、「日本で楽しい時間を過ごさせて頂いているお返しと言ってはなんですが、この映画でエミリー以上に叫び声をあげるチャンスがあればいいですね!」と、ちょっと興奮気味ながらとびきりの笑顔で語りかけた。
次回作の製作で来日できなかったスコット・デリクソン監督は、ビデオレターで「恐怖とスリルに満ちたエンタテイメントを楽しんで頂けたらと思います」とメッセージを贈ってくれた。
彼女は、悪魔に殺されたのか?悪魔は、存在するのか?あなたは、何を信じる?ゆうばりに駆けつけられなかった方々、公開はもう少しお待ちくださいね!
(Miwa Muramatsu)

■作品紹介 『エミリー・ローズ 』

☆3月11日(土)、日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にてロードショー