2月11日(土)、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋にて『春の居場所』の初日舞台挨拶が行われ、主演の堀北真希、佐藤藍子、細山田隆人、城咲仁、柳沢なな、井上訓子、戸田幸延、歌手の冴木杏奈、そして監督の秋原正俊が参加した。

本作は、昨年35歳の若さで急逝した鷺沢萠未完の遺作をベースに、未完部分を映画化のために書き下ろした抒情豊かなラブストーリー。
高校2年生の芽衣子はバレンタインデーの日、片思いの同級生ゼンコーに告白するが振られてしまう。それから十数年、海外留学、離婚、そして転職など人生の居場所を探し続ける芽衣子は再びゼンコーと巡り合う。高校時代の芽衣子を堀北が、成人後を佐藤が演じている。

堀北は本作について「最初に原作を読ませてもらったとき、女子高生の恋の話が描かれていたけど、あまりハッピーではない印象でした。ラブストーリーではなく、芽衣子の居場所を探していることを大事にしている作品だと思った。芽衣子が友達や好きな人と接している場面を大事に演じました。」と見どころを話した。

芽衣子の成人後を演じた佐藤は、「堀北さんのファンに申し訳ない。最後まで帰らず観てください!彼女(堀北)の柔らかい雰囲気を壊さずに、働く社会人としての調和がとれるように心掛けて演じました。」と語った。

高校生のゼンコー役を演じた細山田は今回の役について、「今までは大人しめな役が多かったが、今回はまったく違っておちゃらけていた。つかみどころのない役で大丈夫かな?と思ったけど、実際自分が友達からそう言われるので素を出していった。」と振り返った。

そして、大人になったゼンコーを演じた城咲仁は今回が映画初出演。「なんで選ばれたんでしょうかね?半信半疑でした。テレビではなぜかいつも用意されてある白いスーツとバラとシャンパンがないし(笑)どうやって演じるのか色々考えました!」と会場を沸かせていた。
(sagawa)

★2月11日よりワーナー・マイカル・シネマズ板橋、テアトル池袋にてロードショー

☐作品紹介
『春の居場所 』