経済小説の第一人者・高杉良のベストセラー小説「ザ エクセレント カンパニー/燃ゆるとき」を映画化したこの作品は、20世紀終盤にアメリカ市場という‘戦場’に戦いを挑んだ実在の食品会社をモデルにしており、アメリカ大陸でカップ麺を売るため日本の男たち(企業戦士)が戦う姿を爽やかに描いている。

2月11日(土)、銀座で『燃ゆるとき』の初日舞台挨拶が行われ、主演の中井貴一、大塚寧々、長谷川初範、原作者の高杉良、監督細野辰興が参加した。映画について原作者の高杉氏は「原作を超えて、素晴らしい作品になった。山田洋次監督も映画をみて‘おめでとう、一石投じたね’といってほめれくれ、本当に作家冥利尽きます。」と述べ、、細野監督は「今回はこれまで作品と違い等身大の人物が主人公だったので、どうやって普通のシーンで面白さをだすか工夫した。でも人間を描くというのは変わらないので。」と語った。
主演の中井貴一は、ビジネスマンたちに対して「日本の態度を持ち出すことが真の国際化だと思います。日本人であることに誇りをもってやっていってほしい」とエールを送った。

(nagi)

☆2月11日より全国ロードショー

□作品紹介
『燃ゆるとき 』