2月3日(金)、映画『ダンサーの純情』の主演ムン・グニョンさんとパク・コニョンさんが来日し、シネ・リーブル池袋で舞台挨拶を行なった。

韓国で250万人を動員するほどの大ヒットとなった本作。今回来日した出演者は『マイ・リトル・ブライド』で人気が爆発した韓国国民の妹と呼ばれるムン・グニョンさん。そして韓国ミュージカル界のスター、パク・コニョンさん。日本でもヒットが期待されている

この映画のためにダンスの特訓をされたそうですね。苦労とかはありましたか?
コニョンさん:「ダンスは撮影前に1日10時間で2ヶ月間特訓しました。ダンスは2人でやるもの。2人でお互い目と目を合わせて心を通い合わせてやることに重点をおきました。」
グニョンさん:「呼吸を合わせるのが大変でした。ダンスは初めてで、肉体的にも精神的にもきつかったです。でも楽しかったので活力を得ながら撮影できました。」

コニョンさんはミュージカル界で活躍されていますが、映画とミュージカルの違いは何ですか?
コニョンさん:「ミュージカルは舞台の上から観客にエネルギーを投げかけるもの。そして今回の映画は2人で1つの世界を創って、それを観客に見てもらうというものでした。苦労したのは呼吸を合わせること。上手く合った時は気分がよかったです。もう1つ違いといえば、ミュージカルでは自分の体全体が露出されますが、映画ではカメラが見せたい部分だけを見せるというのを感じました。」

『ダンサーの純情』の見どころは?
コニョンさん:「どのシーンもとても大切に作ったので、全部観て欲しいです。踊りがテーマなので、上手になって成長していく過程も見て欲しいですね。観終わった後、心が温かくなりますよ。それに踊りたくなるんじゃないかな、と思います。」

役柄を演じるにあたって苦労したところは?
グニョンさん:「中国から来た少女の役だったので方言が大変でした。同じ民族でも文化や考え方が違うので勉強しました。後は恋愛経験がないので、愛を知っていく演技が難しかったです。でも撮影は楽しかったので、満ち足りた気持ちでいます。大切な経験になりました。」

また今回の舞台挨拶には特別ゲストとして、映画『マイ・リトル・ブライド』でグニョンさんの吹替えを担当した中川翔子さんがプレゼントを持って登場した。
中川さん:「『マイ・リトル・ブライド』を観た時は妖精みたいにかわいい人だなって思いました。『ダンサーの純情』では、純粋さはそのままで大人に成長された感じで。あんなにピュアな恋愛シーンを演れるのは宇宙でグニョンさんだけです!」

(umemoto)

□G.W、CINEMART六本木、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー!

『ダンサーの純情 』