期せずして孤島に流されてしまった男と女。
無人島で極限状態に追い込まれた男と女が選択した愛の形とは…?

初監督作品「心中エレジー」でアメリカンシネマ・パラダイスをはじめ、海外映画祭にて3つの最優秀賞を受賞。世界に絶賛された新鋭・亀井 亨監督の最新作『楽園〜流されて〜』が1/28(土)より公開。UPLINK Xにて舞台挨拶が行われた。

登場したのは主演の街田しおん、榊英雄、小林且弥、不二子、そして亀井亨監督の5名。
和やかな雰囲気の中挨拶が始まった。

プライドの高いヒロインを演じた街田しおんは「たくましくて正直キャラクター。見る人によっては好き嫌いが分かれる役だと思います。実際の自分がこのままだったら…友達がいなくなってしまいますよね(笑)でも6割くらいはこんなキャラかな。」と笑顔でコメント。

榊は「こういう役は初体験。楽しかったです。街田さんの意気込みも感じました!」また、榊とのシーンが多い不二子については「移動中のバスの中で沢山話をしてコミュニケーションを取るようにしていました!」と言うと
不二子は「榊さんは普段からよく喋る人です(笑)流れるトークでした。同じ九州出身という事もあって、やりやすかったです。でもお酒の話しばかりしてました(笑)」とコメントし、会場を沸かしてくれた。

中国語を勉強して撮影に挑んだ小林は「中国語会話のレッスンに行ってましたが、先生の教えてくれた通りの言い方で芝居をしてしまうんですよね。怒る時は何て言うの?と聞くと、先生が抑揚をつけながら教えてくれて、それが頭に入ってるから、現場でもそのまんまで言いそうになって…」と苦労したポイントを教えてくれた。

監督は「今は冬ですが、映画の中の夏の雰囲気を感じて欲しい。。今日はかなりの本数の映画か初日公開をむかえ、その中でこの映画を見に来てくれてありがとうございます。生き方は人によって違うので、それぞれの楽園があると思います。見終わって、自分ならどうする?と言う事を考えて欲しい。」と観客に思いを語った。

 (桜井裕子)

☆1/28(土)よりUPLINK Xにて絶賛公開中
☆作品紹介 『楽園 -流されて- 』