「渋谷怪談」は“都市伝説ホラー”という新しいジャンルを生み出した。ジャパニーズホラーの一角を担うといっても過言ではないだろう。若者の街・渋谷を舞台にした数々のリアルな証言から、身の毛もよだつ選りすぐりの8エピソードが映画化された!

その初日舞台挨拶に、石坂ちなみ・福士誠司・左近香澄、監督の福谷修が登壇した。第1話と第2話で共演しているとあって3人の息はぴったり。
先輩の俳優陣に囲まれながらも、子役の左近香澄ちゃんは“さっちゃん”になりきり大人顔負けの演技をしていた。けれど、香澄ちゃんは「ブルーシートで、みんなでお花見しながらお菓子食べてたことしか覚えてないです!」と驚きの発言(笑)。使われていた廃墟がすごいほこりだらけだったということもあり、スタッフ&撮影陣はブルーシートでエンジョイしていたそうです。

さらに会場を沸かせたのは福士誠司だった。
石坂:「福士くんは、霊にとりつかれて発狂する役を自分の演技だけでやっていたので本当に怖くて、撮影の時も素の演技でしたね。」
福士:「その時の撮影はもう朝方に突入していていたのに、ちなみちゃんはまだすごく元気だったのでその笑顔を凍りつかせてやろう、と意気込んでました。」と撮影の裏話を語った。

そんな彼らの迫真の演技をぜひ劇場で!

(ハヤシ カナコ)

1月21日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー!
◇作品紹介◇
『渋谷怪談 THEリアル都市伝説 』