世界40カ国において初登場1位を記録した空前の話題作、『レジェンド・オブ・ゾロ』の日本公開に先駆けて、主演のキャサリン・ゼタ=ジョーンズの来日記者会見がパークハイアット東京にて行われた。

今回ゼタ=ジョーンズの初来日ということもあり、多くのマスコミ関係者が集まった。開場に現れたキャサリン・ゼタ=ジョーンズは「みなさん初めましてキャサリン・ゼタ=ジョーンズです」と日本語で挨拶。幼いころは、半分日本人なのかと聞かれる事もあったとのことで、かねてより日本には興味があったという。

『マスク・オブ・ゾロ』の公開から、7年の歳月を経て製作された続編について「『マスク・オブ・ゾロ』の公開後、マーティン・キャンベル監督、アントニオ・バンデラスと会う度に、続編を作りたいという話はしていました。主演、監督、そして良い脚本が出来るタイミングを見計らっており、
ようやく公開することができました」また、ゼタ=ジョーンズ演じるエレナ役については「エレナは、10歳から剣の訓練を受けており、アンソニー・ホプキンス演じるディエゴの娘であるという、前作のエピソードを念頭に
置きながら演じました。当時は、彼女は時代の先を行く女性。男性のようにタフでありながらも、エレガントさも兼ね備えている女性です」と話した。フェンシングのシーンについて「前作の時の3週間の基礎訓練を、体が覚えていたので、それほど苦労はありませんでした」と語った。

今回は、家族をアメリカに残して、一人での来日だが、いつか家族全員で日本に遊びに来たいと笑顔で話すゼタ=ジョーンズ。前作よりも多いアクションシーンをこなし、2人の子供がいるとは思えぬ美しさを保ち、家族について笑顔で話す姿は、まさに現代のエレナと重なるようであった。
(t.suzuki)

□作品紹介『レジェンド・オブ・ゾロ 』