一段と寒さが本格化した11日、津田塾・日本女子・上智・フェリスの英国と映画の大好きな女子大生のグループLiz’Blue Roseが、女子大生を対象とした試写会を開催した。
 惹かれあっているのに、なかなか素直に心の扉を開けない妙齢の男女の美しい恋愛を描いた英国文学の名作を映画化した『プライドと偏見』(来年1月14日有楽座ほか全国公開/配給UIP映画)の公開を記念した現役女子大生「限定」試写会が、11日夜、銀座ヤマハホールで開かれた。
 女子大生のグループLiz’Blue Roseは、「この映画を多くの学生たちに見てもらい、大いに語り合いたい」とイベントを企画。
 この日は、誇り高く美しい映画の主人公エリザベスにちなんだ「イギリス風ドレス」着用が原則とあって、集まった500人の現役女子大生たちは誰もが華やかなドレス姿で登場。クリスマスツリーを飾ったり、ミス・エリザベスを決定するコンテストに挑んだりと、一足早くパーティ気分を味わっていた。ミスに選ばれたのはこの日の為にドレスを色違いで新調したという東京外国語大学に通う仲良し2人組だった。見事イベントを成功させた主催グループ代表、津田塾大学学芸学部国際関係学科4年、中濱裕加里さんは「このイベントを通していろんな人にこの映画や私たちの活動を知ってもらえて良かった。」と、涙を流していた。
映画「プライドと偏見」は2006年1月14日より有楽座ほか全国で正月第2弾公開。

□作品紹介
『プライドと偏見 』