12月6日(火)『ナイスの森〜The First Contact〜』の舞台挨拶付き試写会が行われた。舞台に現れたのはこの映画の監督である3人の人気クリエイター石井克人監督、三木俊一郎監督、ANIKI監督。監督が質問に答えるたびに会場に笑い声が響いた。
映画に出てくる奇妙な生物についての質問に「エログロですよね?クリーチャーは撮影があって、発注があってギリギリ。諦めてふとした時にできる感じですかね。」と三木監督。また、多くの多彩な豪華キャストが出演しているこの作品。観て欲しいポイントについては?石井監督:「映画に出ている人は皆ボケなんですよ。観ている人にツッコンで欲しい。」三木監督:「同じですね(笑)観てておかしいとこ絶対出てくるんで。もんもんとしているよりはツッコンで欲しい。バカにして観る感じの映画。」
この映画は完成した時は4時間半あったものを2時間半に短縮したもの。A面とB面に分かれていて、間には3分間の休憩時間まで作られている。「A面はソフトなコメディで、B面はハードになっているから、A面ダメかもと思ったら帰っても。(笑)」「3分の間にトイレとか行って、ね。」最後に、この映画をどんなふうに観てほしいですか?石井監督:「バカにして観て欲しい。なんだこりゃ?みたいな。」三木監督:「期待しないで観て欲しい。」ANIKI監督:「あたたかい目で観てください。」
3人の監督は映画というメディアにこだわらずにいきたいと言う。これからも様々な形でなされるであろう彼らの活躍から目が離せない。(ウメモト)

★2006年陽春、渋谷Q-AXシネマ他にて全国順次ロードショー!

□作品紹介
ナイスの森〜The First Contact〜