11月24日、『松竹新喜劇 藤山寛美 十八番箱』DVD発売記念上映会が行われ、俳優の三國連太郎さんが舞台挨拶をした。

戦後に平和の兆が感じるようになる頃に、松竹映画に出演するようになったという三國さん。当時俳優仲間だった名優、森雅之さんが藤山寛美さんを”日本一凄い俳優”と絶賛し、存在を知るようになったという。「寛美さんの演技は、しっかりとした図式の中で、揺れ動く人間の感情が表現されています」と哲学的と言える演技に感銘したという。
”なにわ喜劇の原点”ともいえる寛美さんを観て、三國さんも喜劇に挑戦しようと思ったとのこと。『釣りバカ日誌』でスーさんを演じるようになり、「寛美さんのような、潤いのある人間像が作りきれない」と、自身が喜劇的な役を演じてみて改めて寛美の偉大さを感じている様子。これから藤山寛美作品を鑑賞する観客に対し、「寛美さんの豊かな人間像を享受してください」と語った。

【藤山寛美 十八番箱】
12月より6ヶ月連続リリース。
壱〜六のBOXの中でいずれか3BOXをご購入の方全員に「ドキュメンタリー 役者一代〜藤山寛美の世界〜」DVDをプレゼント!!

壱 2005年12月22日リリース
親バカ子バカ(前編)/親バカ子バカ(後編)/おやじの女/下積の石/丁稚さのさ節/幸助餅

発売元:松竹芸能株式会社、販売元:松竹(株)ビデオ事業室
【品番】 DA−0802
【税込価格】 ¥18,900
【尺数】 合計410分
【製作年度】 1973年〜1985年
【製作国】 日本
【音声】 オリジナルステレオ
【公開・収録】 4:3スタンダード
【カラー/モノクロ】 カラー
【層】 片面1層

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