「電車男」に続け、2ちゃんねる発、奇跡の純愛リアル・ストーリー誕生! 『痴漢男』初日舞台挨拶 開催!!
「ものすごい勢いで痴漢に間違えられた」
始まりは2ちゃんねるに書き込まれたあるコメントだった。
20歳、アニメおたく、爬虫類好き、童貞。
半引きこもり生活を送る1人の大学生に、ある夜、予期せぬ災難が襲いかかる………
インターネットで静かに始まったこの物語は、やがて多くの人々を巻き込む騒動へと発展していく。
11月19日(土)、渋谷シネ・ラ・セットにて映画『痴漢男』初日舞台挨拶が行われた。
登壇したのは若手俳優集団「D-BOYS」の一員として活躍している柳浩太郎。映画初出演となる主人公の〈痴漢男〉を演じ、新たな一面を見せた。そして「忍風戦隊ハリケンジャー」ハリケンブルー役で出演以来、様々なメディアで注目され続けている長澤奈央。本作では姉御肌の〈関西〉を熱演している。本作では主人公を痴漢と間違える〈カンチ〉役を演じるのは、“dream”の一員で、2005年からはソロとしての活動も開始した長谷部優。
沢山の観客を前に、「今日公開できてとても嬉しいです。初めは本当に大丈夫かな?って。しかも映画の主役なんて…。出来上がってみて…うん!(笑)今日は本当に嬉しい。」と柳。たどたどしい受け答えに観客の女の子たちから「かわいい〜」の声が漏れる。長澤は「私は元々原作読んでたんですよ。いいキャストに囲まれて楽しく撮影できました。キャストもスタッフもこの『痴漢男』に愛情を注いで作ったので、またお友達を誘って来て下さい。」、長谷部は「撮影は楽しく順調に進みました。この映画はコメディあり、感動あり、とても楽しい作品なので何回も観に来て下さい!」とそれぞれ語った。
2003年末に事故に遭い、懸命なリハビリで奇跡的な復活を果たした柳は、「けっこう大きな事故だったらしくて、自分でも大丈夫かな?と思ってて実際走るシーンではなかなか思うように走れなくて…でもスタッフの人に協力してもらってなんとかできましたね。そこが美味しいシーンかな!(笑)」とおちゃらけて話し、皆を和ませていた。
また、女の中に男が1人という設定について司会者から質問が上がると「まさにサバイバルな感じでした!」と柳が発言。するとその場にいた長澤が「なんでサバイバルなの?」と突っ込み、思わずおどおどするなどとても愛らしく、とても印象的だった。
観たら絶対恋愛したくなる、ほろ苦くも甘い珠玉のラブストーリーの誕生だ。
(Naomi Kanno)
※2005年11月19日、渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー
◇作品紹介
痴漢男