「誰か一緒に生きてください—」
直木賞作家・重松清原作、想像を絶する孤独の中で少年が懸命に駆け抜けた慟哭と「生」の軌跡を描いた映画『疾走』。

このお話の主演・シュウジ役を務めたのは、映画初出演で本格的な演技自体が初めてというNEWSの手越祐也。そしてシュウジが心惹かれる少女・エリ役を韓英恵、そして中谷美紀、豊川悦司といった豪華な面々が脇を固めている。11月10日都内某所、会場には上記の4人の出演者と、今回が初の原作映画化を手掛けたSABU監督が顔をそろえた。
手越:「身の回りにいる人たちの重要さと、その人たちがいるから今の自分がいるということに気づいてほしい。ほんとに心からいい映画だと思うので、楽しんで観て下さい。」と挨拶すると、会場からは「てごりん〜!」と強い歓声が沸きあがり会場全体が揺れるほどの熱気で溢れていた。その様子を見てSABU監督、中谷、豊川は揃って「今日は手越君のために集まっていただいてありがとうございます(笑)」という挨拶から質問に答えていた。中谷:「このようにスーパーアイドルな手越君ですが(笑)彼は一瞬すごく暗い目をするので、目を見るのが怖かったんですよ。本物のシュウジかと思いました。」と共に演じた感想を述べた。映画の感想では、豊川:「重いテーマですが軽く見てみたらきっといろんなことを感じられる映画だと思う。」韓英恵:「大切な人がいる人は見てほしい。」そして最後にSABU監督からは「映像も美しいし感動すると思う。登場人物がみんな孤独な映画なのでどうぞ“寂しんでってください”、あ、“楽しんでってください”(笑)」とコメントを残した。

そしてなんと偶然にも誕生日が手越祐也(11/11)、韓英恵(11/7)、SABU監督(11/18)と三人近いということで、会場からおめでとうの声が!舞台上でも中谷さんから手越君へ、豊川さんから英恵ちゃんへと映画にも出てくるひまわりの花束が贈呈された。作品は12月17日(土)よりシネスイッチ銀座他で公開される。日本映画の新たなスター・手越祐也は要チェックだ!

※12月17日(土)シネスイッチ銀座、池袋サンシャインでロードショー!

(ようふまさこ)

□作品紹介
疾走