11/5〜11/25まで渋谷シネマライズにてレイトショーが決定した『Booth』の初日舞台挨拶が行われた。
「初主演×初スリラー×初嫌味な役」に挑戦した主演の佐藤隆太は、「前からDJ役をやってみたかったんです。監督に相談したらこんな役をやるハメに…というのは嘘で(笑)、今までと違った表現方法もたくさん勉強できて良い経験になりました。」と意気揚々と話した。新鋭・中村義洋監督とのトークもはずんで、映画の内容とは打って変わって、2人の間には現場の和やかなムードが漂っていた。それもそのはず、佐藤隆太さんは「リアルタイムで話が動いてくので、ワンシーンずつの演技の仕方を監督に毎回聞きに行っていました。」とのこと。「多少はウザかったかも…そんなことないですよね?ね?」一方監督は何も言わずに、笑みを浮かべ、佐藤さんの慌てる様子を楽しんでいた。

「嘘つき。嘘ばっかりついて…」
放送中に聞こえた女の声…。それは昔死んだ彼女、美保子(小島聖)の声だった。あの時の記憶が、真吾(佐藤隆太)を追いつめて行く。しかし、その原因をはすべて自分の身勝手な行動だった。しかし生放送中のブースからは逃げられない。
「誰か…誰か助けてくれ!!」
その声は誰にも届かない。
このじわじわと迫ってくる恐怖にあなたは耐えられるか?

(ハヤシ カナコ)

11/5(土)より『Booth』絶賛ロードショー中!!

◆作品紹介◆
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