11月5日、渋谷TOEI①にて『仮面ライダー THE FIRST』の初日舞台挨拶が行われた。約400席ある劇場は、初期の頃からの仮面ライダーファンをはじめ、家族連れ、若い女性など、さまざまな世代の観客たちで埋め尽くされた。また、初回上映に入りきれない人も多くおり、仮面ライダー人気の根強さを改めて感じさせた。

1971年、ブラウン管に颯爽と現れ、少年たちの憧れのヒーローとなった仮面ライダー1号=本郷猛と2号=一文字隼人。今回の「THE FIRST」では、本郷猛と一文字隼人が、復活するだけではなく、時を経て初めて彼らの新の物語が描かれている。

主人公、本郷猛を演じた黄川田将也は、作品について「リメイクではない、僕なりの本郷を演じました。1時間半の上映を一瞬も見逃さないで下さい」。一文字隼人を演じた、高野八誠は、「朝、何を着ようかと悩んでいたら、お母さんがこのベルト(変身ベルト)を渡してくれて、格好よくきめることが出来ました(笑)」。緑川あすかを演じた小峯麗奈は「撮影は大変でしたが、この日の為にがんばって来ました。楽しんで観てください」。病気で入院している少女役の小林涼子は「多くの人が来てくれて嬉しいです。映画ではウエンツ君とラブラブしているので、私たちの甘い香りに包まれて下さい」。ショッカー幹部役のISSAは「小さい頃から仮面ライダーは大好きだったので、出演できて嬉しかったです。次は、名前のある役で出たいです(笑)」。怪人スパイダーを演じた板尾創路は「最近僕が出演した映画は、逮捕される人がいたり、名誉毀損で訴えられたりだったので、久々にきっかり公開される映画となって良かったです。この映画を初めて観た時、“仮面ライダー”の文字が出るところが、鳥肌が立つくらいカッコ良いいと思いました」長石多可男監督は板尾の言葉を受けて「今日これから逮捕されるかもしれませんが(笑)… こんなに朝早くから来てくれてありがとうございます。眠い方もいるかと思いますが、映画が始まったら目が覚めると思います」と作品への自信を伺わせた。作品は、2005年11月5日(土)より全国にて公開!
(t.suzuki)

黄川田将也インタビュー
高野八誠インタビュー

□作品紹介『仮面ライダー THE FIRST 』