米国の配給会社モンテ・クリスト・エンターテイメントほかは、大石圭氏のホラー小説「1303号室」(河出書房新社 刊)の映像化権を取得、映画化を発表、都内で記者会見を行なった。
大石圭氏のホラー小説「1303号室」は、海が見下ろせる湘南を舞台に、13階建てのマンションの最上階・1303号室に越してきた住人は引っ越しして3、4日後にベランダから飛び降りて死んでしまうという小説。
作家・大石圭が、挑む初のオカルト小説。近年では、『親切なクムジャさん』や『THE JUON/呪怨』、『オールド・ボーイ』などの映画化された作品のノベライズを執筆、『湘南人肉医』は、戦慄のカニバリズム・ホラーとして映像化不可能といわれた大石圭のホラー小説であり、福谷修監督が香港と合作、加藤雅也主演で、映画化『最後の晩餐』の邦題で公開され、日本だけでなく海外からも注目を集めている。
今回は、米国の資本で、日本語版をアミューズ AICA事業部が製作を担当する。
日本語版は、日本人によるスタッフ・キャストで行なわれ、2006年陽春以降にクランクインする。

モンテ・クリスト・エンターテイメントのCEOである Michael Tavernaさんは、「日本のホラー映画は、アメリカだけでなく、メキシコやヨーロッパなどで大ヒットしており、注目を集めている。」とコメント製作に意欲を現している。
監督や主要キャストは、最終段階に入っており、すでに監督候補には脚本を読んでもらっているとのこと。
脚本は、原作者である大石圭さんが担当。
公開は、2007年以降の予定。
(yas)

□大石圭
http://www.ooishikei.jp/index.html

□モンテ・クリスト・エンターテイメント
http://www.montecristoentertainment.com/