ジェームス・ディーン没後50周年記念として東京国際映画祭で主演作品の上映とトークイベントが行われた。
『ジャイアンツ』、『理由なき反抗』、『フォーエヴァー・ヤング』、『エデンの東』などが上映され、舞台挨拶では、『ジェームス・ディーン/フォーエヴァー・ヤング』の監督・脚本のマイケル・J・シェリダンとジェームス・ディーン従兄弟であるマーカス・ウィンズローさんが挨拶を行った。
マーカス・ウィンズローさんは、幼い頃、病気で母親を亡くしたジェームス・ディーンは、親戚のウィンズロー家に預けられ、そこでマーカス・ウィンズローさんは、幼少時代のジェームス・ディーンと兄弟のようにすごした従兄弟であり、ディーンのアクターズ・スタジオでの修行時代の頃を知る人物でもある。ウィンズローさんは、今回のレトロスペクティブに対して「今でも彼がムービースターになるなんて思っても見なかったです。一緒に楽しく遊んだ記憶があります。また、彼は、俳優だけなく、芸術に興味を持っていて絵画などにも熱心に取り組んでいました。」と昔のエピソードを語ってくれました。
マイケル・J・シェリダン監督は、「彼の魅力は、一生懸命仕事すれば、必ず報われるということを実践し、仕事に取り組む姿勢、決して一夜にてスターになったのでなく、本当は4年もかけて地道にオーディションを通じて映画スターになった。そんな彼の姿勢を映画の中で語っているといえる作品です。」とコメント。

今回のレトロスペクティブの中から『デジタル・リマスター版エデンの東』は、11月3日から東銀座・東劇にて独占ロードショー公開されます。
また、同日、ワーナー・ホーム・ビデオからコンプリートDVDが発売されます。
(YAS)

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