奇跡のDVD化!『スパイダーマン 東映テレビシリーズ』
1978 年、東映が「アメコミ誌」の超人気キャラ『スパイダーマン』を完全実写化。
CG やワイヤーなど全く無かった時代に、ビルの壁を登り、天井を這う「蜘蛛男」を完璧に再現。その体を張った生身による東映版・スパイダーアクションの数々に、原作者スタン・リー(スパイダーマン・超人ハルク・X‐メン・デアデビル等アメコミ生みの親)も、数ある実写版・スパイダーマンの中で、『日本版スパイダーマンだけは別格だ。レオパルドンは別として…』とコメント。
しかし、特筆すべき点は「マーベラー」の叫び声と共に登場する巨大変型ロボット“レオパルドン”。“特撮史上最強秒殺ロボット”とまで謳われるこのレオパルドンこそが、今尚多くのファンの心に焼きつき、ハリウッド版に対しても「『スパイダーマン2』? レオパルドン出ないんだろ?」と言わしめる東映版スパイダーマン最大の魅力なのである。
レオパルドンの“強さ”とスパイダーアクションの“カッコ良さ”が合わさった、東映オリジナル特撮ヒーロー「スパイダーマン 東映TVシリーズ」。放映から27 年、伝説が蘇る!見逃すな!!
■東映スパイダーマンシリーズとは…
★放送から27 年!初ソフト化!一度も再放送すら無く幻の作品となっていた
「スパイダーマン東映TVシリーズ」。観たくても観られなかったファン垂涎!!
★今後、TV放送、ソフト化せず!今回が最初で最後の発売!
★オリジナルとは大幅に異なった設定!
★CG など全く無い時代に、ビルの壁面を登り、天井を這う
「蜘蛛男」を完璧に表現したJAC によるスパイダーアクション!
★巨大変型ロボット東映特撮番組史上初登場!戦隊ヒーローの原型!
1978 年5 月17 日〜1979 年3 月14 日(全41話)に渡り、東京12ch で放映された日本版『スパイダーマン』。
当時はヒーロー不在の時代といわれ、テレビ放送されていた東映ヒーロー物は『スパイダーマン』のみであった。“レオパルドン”は、東映戦隊モノにおける巨大ロボの原点であり、本作で等身大ヒーローが巨大ロボを操縦するという戦隊シリーズの基礎が確立された。
★豪華スタッフ陣!
音楽は『マジンガーZ』、『人造人間キカイダ—』等でファンの間に“宙明節”と呼ばれる程、数多くのキャラクター作品の音楽を生み出し、今尚絶大な人気を誇る渡辺宙明が担当。監督は故・竹本弘一や小林義明、田口勝彦らの完璧なる布陣!
主人公・山崎拓也には、『電子戦隊デンジマン』のヘドラー将軍を演じた香山浩介。
悪の首領・モンスター教授は『人造人間キカイダー』のプロフェッサー・ギルを怪演した安藤光男。その右腕・女傑アマゾネスは賀川雪絵。ゲスト出演者も宮内洋、西沢利明、谷岡弘規、八名信夫、丹古母鬼馬二など東映特撮ファンにはお馴染みの豪華ゲスト!
≪ストーリー≫
山城宇宙考古学研究所の山城博士一家は、スピードレーサーの拓也、新子、拓次たちと平和に暮らしていた。ある日、突然拓也の耳に不思議な叫び声が聞こえて来る様になった。「わが兄弟よ、来たれ兄弟、わが兄弟よ…」。それは今から400 年前、鉄十字団のモンスター教授によって自分が住んでいたスパイダー星を乗っ取られ、復讐に燃えているスパイダー星の王子ガリアの声であった。そのテレパシーが聞こえる者は全宇宙にたった一人しかいない。それがスパイダーマンとして鉄十字団と戦える強い男になれる証(あかし)であった。ガリアは拓也にスパイダーエキスを注入し、スパイダーマンとして蘇らせることに成功した。スパイダーマンは蜘蛛のようにどんなビルでも鉄塔でも平気で駆け上がることができる強い男なのである。蜘蛛の糸を繰って彼は正義のために闘うのだ。
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