無気力なフリーター、御堂一沙。
彼女に振られ死にたいと思うが、その前に何かを残しておきたい。
そこで思いついたのが100円ショップの新星〈しぼる君〉だ。
湯せんで暖めたレトルトカレーを触ることなく搾りだせる
便利なアイテムは大ヒットするが、それによってヤクザに見込まれ「修羅の世界」に引きずり込まれていく・・・。

既存の極道映画を飛び越えた、かっこいいのに笑えて、ちょっと変な新感覚任侠映画『戦』が10月1日初日を迎え、渋谷UPLINK Xにて舞台挨拶が行われた。監督は『脱皮ワイフ』を大ヒットさせ、ドイツのハンブルク映画祭で大絶賛を浴びた本田隆一。
「厚木の山で7日間、高野君を監禁して(笑)撮影しました。素晴らしい役者に恵まれてうれしいです。このあとパート2もできるかもしれないので楽しみにしていて下さい!」と挨拶した。

「ウルトラマンガイヤ」「仮面ライダーTHE FIRST」で2大ヒーローを制した主演の高野八誠は出演したきっかけについて「脚本で〈しぼる君〉の名前を見て、一発OKしました。でも実際使ってみると、めちゃくちゃ不便(笑)。鍋に入れると火が熱いし、封がなかなか切れないし、カレーが服にかかるし。」と苦笑い。
組の若頭、山科を演じる小沢和義は、かわいらしい〈しぼる君〉のキャラクターデザインも担当していて「デザインをやらせて貰えると聞いて引き受けました。微妙な作品になったと思います、、、。」と意外な一面を見せた。
次に挨拶をした金山一彦は、高野主演の『仮面ライダーTHE FIRST』のチケットを取り出し、「勝った人にあげます!」といきなりのじゃんけん大会!無事、2名の女性の手に渡り、「ペアじゃ無いからお友達の分は買っていってね」と優しく微笑んだ。「こんなふうにプレゼントの後だと喋りにくいですよ、、。」とマイクを受けた益子智行は「〈しぼる君〉の説明をするシーンで何回もNGを出しました。ここでも面白い事を言えないし、迷惑かけっ放しです。」山科の舎弟を演じるカトーは「〈しぼる君〉のおもしろさに気が付いたのは僕なんで、僕のおかげです。」と力説。その横でジントニックの入ったコップを傾ける任侠映画界の重鎮、小沢仁志は「アンニョンハセヨー」「カムサムニダー」と韓国語で挨拶をし、会場の笑いを誘っていた。最後に挨拶した本宮泰風は「自分の出ていたシーンはカットされていました。2、3回見て適当にやって下さい。気を付けて帰って。」とコメントした。

大勢の女性で華やかな観客席とは反対に、黒のサングラスを光らせた強面がずらりとならんだ舞台上は凄まじい迫力!全員が〈しぼる君〉エピソードを持っていて、映画に対する愛着の深さがひしひしと感じられた。最後に小沢仁志が胸の前で腕を交差し「日本のみなさん、半年したら日本に来ます。愛してます。」とヨンさまポーズで舞台を降りた。

(小林えりか)

☆10月1日(土)〜7日(金)まで1週間1日2回上映 連日16:30〜/18:45〜
お問い合わせ多数のため、急遽!追加上映決定!!
10月6、13、20、27日毎週木曜日 21:00〜レイトショー上映!

★作品紹介
『戦』