9月26日、新宿パークハイアット東京にて『シン・シティ』来日記者会見が行われた。300名にも及ぶ取材陣達の熱気に包まれる中、原作者にして監督のフランク・ミラー、世界中で注目を集めるトップモデル、デヴォン青木、ハリウッド最注目の実力派若手女優ブリタニー・マーフィ、そしてこれが13年ぶりの来日となるミッキー・ロークが登場。

フランク・ミラー「本日は来ていただいて、ありがとうございます。ロバートと仕事ができたことは非常に光栄です。この作品は私の変換期といっても過言ではありません」また、好きな日本の漫画は「子連れ狼」で、多くの影響を受けたとのこと。

ミッキー・ローク「俳優として13年ぶり、しかもフランク・ミラー監督ほか、素晴らしいスタッフ・キャストたちと一緒に来れて嬉しいです。また、今回たくさんの美女と共演できました」

ブリタニー・マーフィ「コンニチハ。ブリタニー・マーフィ デス。キョウハ、アリガトウゴザイマス」と教えて貰ったばかりという日本語であいさつ。「この美しい国に初めて来ることができて、光栄です」映画の中では男運のない役柄だったが、自身については「幸運な方だと思います」と話した。

父親が日本人であり、日本には特別な思いがあるというデヴォン青木は「私たち全員、来ることが出来て嬉しいです。私の役柄は、か弱い女性がいかに冷血になれるかというところがポイント」また、アクションシーンの為にかなりハードなトレーニングも受けたようで、撮影中は足にあざが絶えななかったそうだ。

会見には元WBA世界Jr.ミドル級チャンピオンであり、かつてミッキー・ロークとも交流のあった輪島功一が駆けつけた。ゲスト全員に花束を贈呈し、ミッキー・ロークとの再会を喜び合った。輪島功一「スピードの出る筋肉を鍛えるのには、時間がかかるのです。ミッキーさんのスピードは相当鍛えたもので、感服しました。試合は勇気。ミッキーさんを見ていると、これは本物だと思いました」と絶賛した。

また、フランク・ミラーから『シン・シティ』の続編が決定しており、撮影は来年1月から始める予定であることが発表された。
(t.suzuki)

☆10月1日(土)丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系ロードショー
★9月27日には来日スーパープレミアが新宿歌舞伎町にて行われる予定

□作品紹介『シン・シティ』