手にした者に天下をもたらすと伝えられる幻の妖刀「村正」を豊臣の手に、、、。

大阪冬の陣の敗北によって豊臣の威光が消え行く中、《徳川家康暗殺》を実行すべく猿飛佐助のもとに一通の書状が届けられる。「3本の村正を豊臣の手に−」。その真贋を確かめるべく《闇の軍団》の若き忍びたちは各地へと散るが、待ち受けていたのは盗賊・石川五右衛門とその一統との死闘であった!
彼らの運命はいかに!?

前作『猿飛佐助 闇の軍団』の劇場公開から一年、待望の第二弾『猿飛佐助Ⅱ闇の軍団』が9月24日に初日を迎え、東京・テアトル池袋で監督・出演者による舞台挨拶が行われました。舞台上には宮坂武志監督、松方弘樹さん(猿飛佐助役)、井上和香さん(山吹役)、吉岡毅志さん(才蔵役)、泉政行さん(翼役)、弓削智久さん(卍役)、安藤希さん(楓役)、久米田彩さん(柊役)、夏山千景さん(紅葉役)、納見佳容さん(月影役)、市瀬秀和さん(黒鮫役)、高見光一郎さん(銀鮫役)、中倉健太郎さん(歯黒役)、溝呂木賢さん(豊臣秀頼役)、粟島瑞丸さん(狐役)、中村誠治朗さん(弥八役)の総勢16人がずらりと登壇し、立ち見客で溢れた場内は騒然となりました!

シリーズ完結編となる今作について監督は「これで終わってしまうのはもったいないですが、闇の軍団一人一人のドラマをうまく完結させる事ができたと思います。アクションシーンだけでなく、ドラマも楽しんでください。」とコメントしました。

松方弘樹さん(猿飛佐助役)
「年寄りは私と千葉真一さん(柳生十衛兵役)だけ(笑)。若い世代とのバランスも見ていただければと思います。」

井上和香さん(山吹役)
「初めての映画出演で、初めての時代劇でしたが、この舞台挨拶のように居心地がよかったです。みんなの足を引っ張らないように頑張ったので、楽しんでみてください。」

吉岡毅志さん(才蔵役)
「松方さんと千葉さんの対決が一番の見どころですが、それに負けじと若い者が頑張っています。才蔵VS黒鮫の対決を目に焼き付けて!」

泉正行さん(翼役)
「まだ作品を見ていないので見るのをとても楽しみにしています。個人的な見どころは翼が忍術を使う前に大変なドラマが起こるので、そこを見てください。」

弓削智久さん(卍役)
「都合により少ししか出ていませんが、成長した卍と才蔵との関係を見て貰いたいです。溝呂木賢の表情には注目です(笑)。」

安藤希さん(楓役)
「とても特殊な役柄でアクションが増えて大変でした。前回は弓削君が血まみれになっていましたが、今回は私が血まみれになり彼の気持ちが分かりました(笑)。」

久米田彩さん(柊役)
「念願のアクションができて、とても光栄に思います。前回と違って今回は私だけでなく五十嵐さん(菖蒲役)にもアクションシーンがあるので、2人のライバル対決を楽しんでください。」

夏山千影さん(紅葉役)
「見どころは全部だけど、自分の中では紅葉が死んでしまうので、、、、(会場、ざわつく)生きているので!楽しんでください!!!」

納見佳容さん(月影役)
「初めての映画で、重い火縄銃を撃ちました。なぜだか井上和香さんのシーンになると男性スタッフが増えたのがおもしろかったです(笑)。アクションがすごいので楽しんで下さい。」

市瀬秀和さん(黒鮫役)
「この作品で時代劇の中の空気感を味わうことができて良かったです。泉君演じる翼のドラマに加わったので、そこが見どころです。」

高見光一郎さん(銀鮫役)
「奇抜な衣装とメイクで本人かどうか分からないかもしれませんが(笑)、頑張ったので楽しんで見てください。」

中倉健太郎さん(歯黒役)
「シリーズ途中参加でしたが、代わらないスタッフの思いに負けないよう頑張りました。歯が真っ黒なところが見どころですので楽しみにしていて下さい(笑)」

溝呂木賢さん(豊臣秀頼役)
「かごに乗っているシーンがとても長かったです(笑)。弓削君の言うように顔に注目してください。」

粟島瑞丸さん(狐役)
「狐の役でしたが現場に入って監督に「お前、蛙っぽい」と言われました(笑)。いろいろなシーンに注目して下さい。」

中村誠治朗さん(弥八役)
「福岡出身なので本番中に訛りが出てしまって大変でした。髭も髪もボーボーですが、汚いと思わないで(笑)!」

大変和やかな雰囲気で進められていく中、最後に松方さんからの
「今、映画バブルと言われていますが、人目に触れない映画も多くあります。映画を愛して、たくさん見てくれる人がいると僕たちの生活が安定します(笑)。映画を愛して、映画に思いを馳せて下さい。」
という言葉で、笑いの絶えない舞台挨拶が終了しました!!

(小林えりか)

≪猿飛佐助は9月24日(土)から10月7日(金)まで、テアトル池袋(03−3987−4311)にてレイトショー公開中≫

≪公式サイト≫
『猿飛佐助Ⅱ 闇の軍団 』