8月6日(土)、哀川翔、板尾創路らが出演する“極道SF”『ワースト☆コンタクト』が公開初日を迎え、出演者・監督による舞台挨拶が行われた。会場に駆けつけたのは、哀川翔、板尾創路、有坂来瞳、我修院達也、多胡由章監督。
 本作が出演作105本目となる哀川翔さんは「寒い頃撮ったけど、その寒さを感じさせない、楽しめる映画です」と挨拶。2年ぶりの極道役については「ブランクはあったけど、長年やって来たヤクザの役なので特に大変なことはなかったです。テンポよく、予想外の展開があったりして楽しめる作品だと思います」
 一方、「映画はお客さんに見てもらって完成。今日、不覚にもビーチサンダルで来てしまいましたが、リラックスして楽しんで帰ってください」と語ったのは、哀川さんに負けず劣らずの存在感を見せつけている板尾創路さん。2度目となる宇宙人役を演じたことについては「宇宙人をやらせていただくのは楽しいんですけど、宇宙人役をやると言ったらうちのおかんが『どこの宇宙人や』と心配するんで、今後は控えようかなと思っています」と語り、会場を沸かせた。
 
 紅一点、有坂さんは、哀川さん演じるヤクザの恋人で、宇宙人に翻弄される役を演じた。「いままで挑戦したことのない役をやりました。哀川さん、板尾さんと3人でやるシーンが多かったんですが、笑いが止まらなくて(笑)。いろんなシーンがいっぱいあるので、楽しんでください」と笑顔。個性派俳優として活躍している我修院達也さんは、「哀川翔さんの舎弟役ということですが、なんでも同じにやらせていただきました(笑)」とこちらもにっこり笑顔を見せた。
 
 本作が長編第2作目となる多胡監督。『宇宙戦争』『スターウォーズ』など“宇宙モノ”に負けないポイントを聞かれると「『宇宙戦争』『スターウォーズ』とはテーマ的にも似てるんですが(笑)、CGは正直負けているますね。でも、キャストでは負けません!(笑) それにこの作品は日本でしか見られないので(笑)」と語ると拍手が沸き起こり、上映開始直前の会場は大いに盛り上がりを見せたのだった。
(yamamoto)

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□作品紹介
『ワースト☆コンタクト』