兄殺しの殺人鬼と断じ復讐を誓いながらも、明るく元気に力強く毎日を生きる女、樹里。横浜アンダーグラウンドを舞台に、七転八倒抱腹絶倒の末に劇的再会を果たす兄と妹。二人に待ち受ける運命とは一体!?

主人公:大森樹里役には「下妻物語」で独自の魅力を存分に発揮し、確実に女優の道を歩き出した土屋アンナ。樹里の兄・隆(海人)には、TV・CM・映画と今年注目度No.1の要潤。共演者には、宅間孝行、松原しゅう、黒澤茜、中山エミリ。そして、脚本に六車俊治、プロデューサーに高橋昌志。そして監督には本作が初監督作品となる布川敏和といった顔ぶれで製作される『バッシュメント』。
本日、今年の冬公開予定で8月10日にクランク・インする『バッシュメント』製作発表記者会見が品川プリンスホテルにて開催され、キャスト&スタッフが登壇した。

布川監督:「今回初監督をさせて頂きます。まず何故、映画監督をやる事になったかと言うと、昨日で僕はちょうど人生の折り返し地点を向かえ40歳となり、そして今年芸能生活25周年という事で、前々から今までやった事もないようなでかい事をしてみたいな!と思っていたんです。ちょうど2年前、昔からの知り合いで本作のプロデューサーでもある高橋さんと相談して、そこからこの映画の企画が始まりました。そして今回素晴らしいスタッフのおかげで実現した訳ですが、本当に幸せで胸が一杯です。この『バッシュメント』というタイトルは自分で決めたのですが、僕が大好きな音楽のダンスホールレゲエの用語で大騒ぎなパーティという意味です。40歳を迎えた布川敏和、今年はめちゃくちゃ暑い夏になっちゃうかな!って感じです、皆さん出来上がりを楽しみにしていて下さい!」

土屋:「大好きな海のシーンもあるし、まず楽しもう!という感じです。スタッフの方も楽しい人たちばかりなので。あとは、サーフィンバリバリ頑張ります!!サーファーになります!もうなってます。がんばりまーす!今朝も3時間くらいサーフィンやってきました!」

要:「この話を頂いた時に、土屋アンナさんと兄弟という事で、土屋さんは特徴的な顔をしているから兄弟に見えるかなぁ?って。でも、自分も特徴的な顔をしているなぁと気付いて(笑)。だからちゃんと兄弟に見えると思います!こんな長いコートを着て、真夏を乗り切れるか非常に不安ですけど、今までにない役なので新しい気持ちで一生懸命頑張りたいと思います。」

宅間:「今回横浜の裏社会のボスで、役柄としては要君演じる海人の実父役という事なんですが、実際はそれ程要君と年齢に差がないので、だいぶ老け込んで役作りしないとなと思っています(笑)。裏社会のボスだけど、なんかちょっと洒落た感じでイギリス映画に出てきそうな(笑)、とにかく今まであまり見た事のないようなキレキャラを演じられたらと思います。頑張ります。」

松原:「私もサーフィンバリバリです!“バッシュメント”らしい“バッシュメント”なはっちゃけた感じの映画にしたいと思います。」

黒沢:「私も同じくサーフィンバリバリです。今回映画に出演するのが初めてなので、不安と緊張もすごくありますが、それ以上に楽しみな気持ちもすごくあるので全力投球で頑張りたいです!」

中山:「今回は初の子持ち役です(笑)。1つだけ不安要素を言えば、22歳の設定なんですけど図々しくないですかね?みんなの年齢聞いてびっくりしちゃって。本作はタイトル通りスピード感もある作品ですし、その中でまたちょっと異質な役というか違う役ではあるんですけど皆さんの元気をもらいながら、私も今夏元気に頑張りたいと思っています。」

そして最後に「監督というものをやろうと思ってきた訳ではなく、2年位前から勉強し始めたばかりなので本当の監督にはまだまだ叶わないです。だから僕は、芸能界で学んだ事や今までけっこう遊んでいたので、そういった遊びから学んだ事を布川流にぶつけてみたいと思います。自分だけではよく分からない部分も沢山あるので、スタッフの方に協力してもらいながら頑張りたいですね。」とクランク・インに向け意気込みを語った。

(菅野奈緒美)

※2005年12月中旬 渋谷シネクイント・品川プリンスシネマにてレイトショー公開!!

◇作品紹介
『バッシュメント 』