「地球滅亡まで だいたい 3時間」━━━。
 極道SF(!?)『ワースト☆コンタクト』は、“死神”と呼ばれる極道を初めとする今を生き抜いている人々に対し、地球を滅亡させるために再び地球へやって来た宇宙人が巻き起こす事件や奇蹟を描く。完成披露試写が7月27日(水)に行われ、主演の哀川翔、板尾創路、我修院達也、多胡由章監督が登場した。
 本作が主演105本目になる我らがアニキ、哀川翔さん。“死神”と仲間から一目置かれながらも、それが仇となり人生最大の危機に陥る極道・生垣幸太郎を演じている。「“だいたい”3時間ってところがこの映画の特徴をつかんでるかな(笑)。バカな映画だけど、真剣に取り組みました」。
 この映画の最大の見所のひとつは、今や俳優としても活躍中の板尾創路さんと哀川さんという奇蹟のツーショット。しかも板尾さんは宇宙人役として出演している。「実は僕、隕石を見たことがあるんです。本当ですよ。次の日ネットで調べてみたら、ちゃんと(記事が)載ってましたから」と板尾さんは会場を沸かせ、続けて「初めて完成した作品を見たとき、こんなにメルヘンになってると思ってなくて驚きました。皆さんも感動してもらえれば」と作品をアピール。
 
 ちなみに今年は『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』『宇宙戦争』と“宇宙モノ”が多く公開されている。そのシメともいえる!?『ワースト☆コンタクト』の見どころについて「キャストの濃さが見どころです!どんなCGにも負けない濃さがあると思います(笑)」と語ったのは多胡由章監督。ちなみに監督は最近UFOづいているらしく、「舞台を見に行ったら劇中にUFOが出てきたり、俳優さんと話しているとその人が昔UFOを観たことがあったり…」とエピソードを披露。続けてキャストの濃さを担う1人である我修院達也さんは「鼻血が一番良く似合うといわれてますが、今回も出してます(笑)」と笑顔で語った。

 また、日本女子バレーの“かおる姫”こと、菅山かおるさんから祝福のメッセージが届けられた。菅山さんは大の哀川さん好きを公言していて、メッセージのお礼に哀川さんがバレーボールにメッセージを書き入れるパフォーマンスも飛び出した。
(yamamoto)

☆『ワースト☆コンタクト』は8月6日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開!

□作品紹介
『ワースト☆コンタクト』