ひきこもりの少年が遠隔操作の二足歩行ロボットを通して友情の素晴らしさを知り、人と人との結びつきの大切さを経験していく心温まる夏休み大注目のファミリーエンターテイメント『HINOKIO』

本作は海外マーケットでも高い評価を受けており、既にアジア8カ国の公開が決定。また、欧米からも多数のアプローチを受け、ハリウッドからリメイクの話も出ているという。

そんな、世界の注目を集める『NINOKIO』初日舞台挨拶が7月9日、有楽町丸の内ピカデリーにて行われた。舞台挨拶には秋山貴彦監督はじめ、中村雅俊、本郷奏多、多部未華子、堀北真希、小林涼子、村上雄太、原沙知絵、原田美枝子、そして HINOKIO も登場。

秋山貴彦監督「初日を迎えられて、感無量です。この物語は20年前に考え、製作から4年がたち、ようやく皆さんのお手元に届けることが出来ました」

中村雅俊「今日、多くの人にこの作品を観てもらえてほっとしています。この作品は、単なるロボット映画ではなく、様々なエッセンスが詰まっています。映画が完成して初めて観た時は本当に感動しました」

本郷奏多「こんなに多くの人に観てもらえて嬉しいです」

多部未華子「私が演じた工藤ジュンという役は、内面も外見も自分とは全く違うので、とてもとまどいました。今でも、工藤ジュンを演じたということが信じられません」

堀北真希「ロボットが学校へ行くという奇抜な設定に、皆さんどのような感想を持つのかが楽しみです。役では、ハードルや、ロングヘアーなどに挑戦しました」

小林涼子「冬の撮影だったので、氷を食べて息が白くならないようになどしました。初めての映画だったので、緊張しましたが、楽しめました」

村上雄太「演じた細野丈一という役は、すごい悪ガキなのですが、自分とそっくりだったので、役に入りやすく楽しかったです」

原沙知絵「私は先生役でしたが、久々に皆に会って、成長振りにびっくりしています。心温まる新しいラブストーリーなので、色々な人に伝えて欲しいです」

原田美枝子「私にも、子供がいて、学年に何人か不登校の子はいます。HINOKIOのような存在があれば、不登校の子達が外に出るきっかけになれると思います。私はHINOKIOが大好きなので、一家に一人HINOKIOがいてくれたらと思います」

舞台中央には”HINOKIO”も登壇。時折首や目を動かしながら、出演者達と変わらぬ存在感を示した。世界は『NINOKIO』をどのように評価するのか。この夏注目の、日本版ロボット映画である。
(T,S)

☆7月9日より<丸の内ピカデリー2>他全国松竹・東急系にてロードショー

□作品紹介『HINOKIO 』