『シュレック2』『シャーク・テイル』と世界中で次々と興行成績を塗り替えてきたドリームワークスアニメーション待望の最新アニメーション『マダガスカル』。
5月27日に全米4.131館で公開され週末興行収入6.100ドルを突破、2005年米国公開アニメーション公開週末興収NO.1を記録。さらに翌6月3日〜5日の週末3日間では『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を抑え、全米週末興行成績でNO.1に輝いた。

本日、『マダガスカル』来日記者会見に姿を見せたのはトム・マクグラス監督、ジェフリー・カッツェンバーグさん(ドリームワークスアニメーションSKG C.E.O.&ディレクター)、日本語吹き替えキャストの玉木宏さん(アレックス役)、柳沢慎吾さん(マーティ役)。
トム監督:「こんにちは!今日はありがとう!この作品持って来日出来てとても嬉しいです。」
ジェフリーさん:「また日本に来れて嬉しいです。日本は第二の故郷。今とても驚いたのですが、マーティ役の柳沢さんが本当にマーティに似ていてビックリ!良い意味でショッキングです(笑)。」
柳沢さん:「マーティは笑うと葉が出るので確かに自分と似てますね〜(笑)。素晴らしい役をやらせて頂きとても嬉しいです。ハリウッドからお話が来た時は寝れませんでした!」
玉木さん:「監督とは初めてお会いしますね。ジェフリーさんとはNYのプレミア試写でお会いしましたが、ゲストも何もかもが豪華で素晴らしかったです。」
とそれぞれ挨拶後、質疑応答へ。

Q.アフレコはどうでしたか?
玉木さん:「アレックスは早口だったので合わせるのに苦労しました。でもアドリブも入れたり、出した事のない声も出したりしてなんか目覚めましたね〜(笑)。」
柳沢さん:「マーティはすごくスピード感があるんです。早口だし。僕は普段スローなので合わせるのが大変で!(皆爆笑)。あと、名セリフ『いい夢見ろよ!』と『あばよ!』というのをなんか咄嗟に言っちゃって(笑)。とにかくノリノリでやりました。」
ジェフリーさん:「大丈夫!ちゃんと入れたよ、名セリフ!」(またも皆爆笑)。

Q.日本、世界中の子供たちにどんなメッセージを伝えたい?
トム監督:「友情がテーマの作品です。それぞれのキャラに愛着持って楽しんで欲しいです。」
ジェフリーさん:「アニメーションを作る時いつも思うのは、ただ人を笑わすだけでなくハートがなければいけないという事。本作のテーマは友情。今の時代もっともっと友情というものを大切にしないといけないと思ったのです。」
柳沢さん:「もう一度友情って何?と考え直してもらいたいですね。今後は僕を街で見かけたら“マーティ慎吾”と呼んで下さい!(笑)。」
玉木さん:「本作に登場するキャラたちはみんな人間の世界に置き換えられると思います。友情は大切なものだと改めて実感できるでしょう。映像もとてもきれいなのでぜひ観て下さい!」

その後、花束贈呈で登場したのは本作でカバのグロリアを演じた高島礼子さん。花束を監督とジェフリーに手渡すと自らもコメントを寄せた。「今回グロリア役をやらせて頂き大変光栄に思います。こんなにも動物を愛しく思えた事はありません。アフレコ後、早速動物園に行ってしまいましたから(笑)。」するとジェフリーは「グロリアはみんなのまとめ役で姉御的存在。高島さんの中に力強さをすごく感じたのでまさにこの役はピッタリ!」と絶賛した。
なお、本作はペンギンズの隊長役でトム監督も声優として参加しているので、柳沢さんの名セリフと共にお見逃しなく!

(菅野奈緒美)

※2005年8月13日、全国松竹・東急系にて《夏休み》ロードショー!

◇作品紹介
『マダガスカル 』