6月11日、都内ホテルにて、ウッチャンナンチャン内村光良の初監督映画『ピーナッツ』のクランクアップ会見が行われた。
テレビ朝日の番組「内村プロデュース」でおなじみのメンバー、さまぁ〜ず、TIM,ふかわりょうに加え、紅一点、佐藤めぐみの総勢7名が顔を揃え、記者会見に臨んだ。
本作品が内村にとっての初の長編劇場映画であると同時に、出演者の大半にとってもスクリーンデビュー作となる。

今回、草野球チームの青春ムービーということで、出演陣皆、野球のユニフォームを着て登場。

Q:タイトル「ピーナッツ」の由来は?
内村「第一稿を書いたときは千葉が舞台だったので、千葉の名産品ということでつけた。あと、隠語で「はした金」、落花生の花言葉では「仲良し」という意味もある」

Q:初監督作品で番組レギュラー陣を主演に起用したが、このキャスティングに満足か?
内村「自分でもまさかこのキャスティングになるとは思わなかった(笑)初監督作が野球の話になったことについても予想外。このメンバーで舞台や歌手業をやってきて、映画もできそうだと感じたので今回キャスティングしてみた」

Q:(出演者一同に対し)内村監督の監督ぶりは?
ふかわ「内村さん自身、映画を撮るという夢を持って熊本から出てきて今回その夢が叶い、僕もかつてブラウン管を通して見ていた内村さんの初監督映画に出演できたわけですから、お互いの夢が叶いました(出演者一同爆笑)」

佐藤「内村監督自身も役者をされるので、演技指導はとてもわかりやすかったです」

Q:周囲に「監督」と呼ばれてどんな気持ちか?
内村「最初は慣れなかった。でもアダナっぽい感じでは?出演者のロシア人のローラさんには「監督ちゃん!」と呼ばれてましたから(笑)」

Q:今回のストーリーは実話か?キャスティング先行だったということだが、事前に出演者と話し合ったりしたのか?
内村「イメージとしてあったのは思春期の頃に見た映画『がんばれベアーズ』。ストーリー自体は二転三転したが、もともと皆草野球が大好きであったり、家庭を持っていたり、そういう素の部分を設定に当て込んだ」

記者から「賞は狙ってるか?」との質問に「いやいや、とにかくたくさんお客さんに見てもらいたい」と笑って本作品について語る内村監督。

最後は皆でガッツポーズで締めくくった。息はぴったりで、時折笑いが起こる中、和やかに会見は行われた。(葉山君恵)

■来年陽春公開予定